2013年6月27日放送のNHKあさイチ!では女性栄養大学栄養学部教授の上西一弘が牛乳の血圧を下げる効果について解説していました。
牛乳が血圧を下げる効果があることが判明
先週17日、牛乳は血圧を下げる効果があるという調査結果が発表された。
今回の調査ではメタボリックシンドロームの男性200人を栄養指導のみと、それに加え牛乳を飲むグループとに分け、体調の変化を調べた。
その結果、牛乳を飲んだグループのほうが血圧がより下がることがわかった。
上西一弘さんは「栄養指導を受けたことでどちらのグループもいろんなメタボの関連項目が良くなっているが、牛乳を飲んで、かつ体を動かしている人が一番血圧が下がっている。」と話していた。
牛乳で血圧が下がる秘密はカルシウムとペプチド
血圧が下がる秘密は牛乳に含まれるカルシウム。
カルシウムの摂取が不足すると血液中の濃度を上げようと骨のカルシウムが溶け出す。この時、一部が血管の筋肉に取り込まれて筋肉の収縮を招き、高血圧を引き起こす場合がある。
そこで牛乳を飲めば、こうしたカルシウム不足が改善され、高血圧を予防できる。
もう一つの秘密が牛乳のタンパク質が分解してできるペプチド。このペプチドにも血管を拡張させ高血圧を防ぐ効果がある。
牛乳はメタボにも効果がある?
しかもこの牛乳、メタボの人に効果があるとわかりつつある。
牛乳を飲んでいる人たちのほうが体重が軽い。体脂肪率が低いというデータもあるので、脂肪を燃焼していく、脂肪の分解を促進していくところに牛乳の成分、あるいはカルシウムが関与しているだろうというところまで分かっている。
ミルクきんぴらごぼうレシピ
牛乳を使ったレシピを20年ほど前から研究している料理家で管理栄養士の小山浩子さんが牛乳をつかったきんぴらごぼうのレシピを紹介していました。
作り方
- 1
- ひき肉とごぼうを表面に艶がでるまで炒める。そこに牛乳150mlを加え、さらに砂糖(大さじ1)・醤油(小さじ1)を加えて、牛乳の水分がなくなるまで炒める。
牛乳はグルタミン酸や乳糖など、うま味や甘みを含むので調味料を少なくできる。お料理として素材と一緒に食べると、腸での乳糖の吸収がゆっくりゆるやかになるのでおなかがゴロゴロしにくい。
おいしい栄養食 乳和食
小山さんはこういった牛乳を使ったレシピを数多く考案。乳和食と名付けておいしい減塩食として広めている。
牛乳は熱に弱い栄養食はほとんど含まれていないので煮たり、だし代わりに使ってもほとんど栄養素は変わらない。
ミルクつけつゆのレシピ
さらに乳和食としてみるくつけつゆのレシピを紹介していました。
材料(2人分)
- 牛乳…200ml
- めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
作り方
牛乳とめんつゆを混ぜるだけ。
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マツコの知らない世界 牛乳レシピ&お取り寄せ(牛乳おしるこ,リゾット,ガーンジィミルク)|3月3日
あさイチでやってる乳和食が気になるー「美味しく減塩」しつつ牛乳を普段から採れるとかイイネ
— 横越村王国国立軍公式アカウント (@yokogoshiabe) 2013, 10月 1
乳和食美味しかった~( ¨̮ )あんま牛乳の味しなかった! pic.twitter.com/KV4NtrQLo2
— えみり@EXO11/8 (@518emiy) 2014, 7月 1
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