ソフトおせち&ソフトお雑煮レシピ・作り方【NHKあさイチ11月27日 成田和子】

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2012年11月27日放送のNHKあさイチ!「驚きの食感!?そふとおせち」ではソフトおせちについて特集されていました。

驚きの食感!?ソフトおせち

ソフトおせちとは高齢者の方で食べものを噛むのが難しくなってきたなという方にもおせちを楽しんでいたただきたいということで作られているもの。

番組では東京・日本橋の高島屋のおせちコーナーのソフトおせちを紹介。見立てはちょっと地味だが、帆立貝とぎんなん・数の子・鶏肉・にんじん・ごぼう・グリーンピース・しいたけ・だし巻き卵・黒豆煮・栗きんとん・エビ煮付け・甘鯛の西京焼き・鶏照り焼き・ミートローフなどの10品目ある。このセットで14700円。去年は完売。今年も増産をしたがほぼ完売状態。開発に3年下桁という自信作なんだそうです。

介護職企画開発会社取締役の竹内さんによると、ミートローフは神戸牛を使い、5回くらい噛んだ後の柔らかさをリアルに表現しているそうです。

green housuのソフトおせち

東京新宿にある施設向け給食事業社食材開発担当の和田さんがソフトおせちの作り方を紹介。こちらも今年から本格的に在宅介護用のソフトおせちの販売を始めた。

海老の含め煮は普通と同じようにエビをダシで煮た後に、ミキサーにかけてつぶす。これを固めて作るとのこと。柔らかいがエビ本来の噛みごたえも程よく残っている。

この絶妙な触感に10年以上介護職を作ってきた経験が生かされている。香りにもこだわってエビの殻から取り出したエキスを使って本物に近づけている。家族と同じようにお重に入っていて華やかさもあって、品数もそれぞれ家族と変わらない数があれば、自分だけ他と違うという意識がないようなおせち料理を目指したそうです。

ホームページ:http://www.greenhouse.co.jp/

ソフト食とは?

ソフト食とは介護職の一種。

  • 舌で押しつぶせる柔らかさであるということ…歯を使わなくてもしたと上顎だけでポロポロとほどけていくもの
  • 口の中でまとまりやすく、スムーズに飲み込める…食べ物は水分量が重要で、最後まで水分量を含んでいないとパサパサして喉につっかてしまう。ソフト食はその水分量が調整されている。

こんな人は食べてはいけない

  • 固形物を食べてはいけないと言われている人。
  • 飲み込み機能が衰えている人

こういった方はかかりつけの医師の人に相談する ※管理栄養士・黒田留美子さんによる

家庭で作れるソフトお雑煮レシピ

番組ではソフト食のレシピ本にも関わっている料理研究家の成田和子さんがソフトお雑煮のレシピを紹介。

材料(もち12個分)

  • 米 1合(もち米ではなく、うるち米)
  • やまといも 100グラム(1センチ幅の輪切りにする)
  • 水 360ミリリットル
  • 塩 少々

作り方

(1)米、やまといも、水を炊飯器にいれ、通常の炊飯モードで炊く

(2)炊きあがったらボールにあけ、5分ほどすりこぎでつぶす。お好みで塩を少々加える。

(3)全体的に粘りが出てきたら、手のひらで丸め、おもちの形にする

(4)好みで溶き卵を溶いただし汁を、おもちに注ぐ。

(5)ゆでた野菜を型で抜き、飾りをつけすれば出来上がり。

ポイント

お米はもち米ではなく普通のお米。しかも炊飯器で作れる。米に加える大和芋がポイント。

大事なのは水加減で通常の倍を加える。おもちを食紅でほんのり赤く色づけてもOK。

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