心臓ドック&心臓突然死のリスク検査【NHKあさイチ1月9日 慶応義塾大学病院】

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2013年1月9日放送のNHKあさイチ!「防げ!心臓突然死」で慶応義塾大学病院の心臓ドックについて紹介されていました。

突然死を減らす心臓ドック

心臓ドックは全国各地の心臓の専門施設やクリニックで受けることができるようになっている。保険はきかないが数万円程度で受けられる。

東京新宿にある慶応義塾大学病院を取材。ここでは去年8月から心臓ドックの検診がスタートした。
まず心臓エコーを行う。いくつかの心臓の異常が簡単に見つけれるという。この検査では筋肉の状態や心臓の大きさ、動きが正しいかがわかる。
続いてはCT検査。心臓を覆う血管冠動脈の動脈硬化の程度がわかるといいます。
その他にも心電図などの基本的な検査も含め、全部で8項目、2時間程度で終了 ※心臓の検査以外に標準の人間ドックを受ける必要がある。

最新の心臓突然死のリスク検査

番組では循環器内科学分野教授の池田隆徳さんを取材。
最新の検査とは心臓突然死がほとんど起こらないことを調べられる検査。
この検査では通常の検査よりも1000倍の感度の電極を使用する。そしてゆっくりと歩いて心拍数を上げて心電図を測定する。こうすることで心電図にある変化が現れる。

そもそも心電図は心臓の司令塔から電気刺激が伝わるのを記録したもの。心臓が収縮した状態から外側へ緩む波形はT波と呼ばれている。このT波が突然死と深い関わりがある。
通常は毎回同じ高さのT波が連続して現れる。この状態ならほぼ突然死が怒らないと言われている。
しかし突然死する可能性がある人はT波が1拍ごとに高さを変えて現れる。これは心室細動へ変化しやすい状態だということがわかってきた。

心臓ドック&心臓突然死のリスク検査【NHKあさイチ1月9日 慶応義塾大学病院】

心臓ドック&心臓突然死のリスク検査【NHKあさイチ1月9日 慶応義塾大学病院】

何かしらお医者さんから「ちょっと心電図がおかしい」とか、「心臓に異常があります」とか言われたら不安を抱えて生きて行かなければいけない。しかしこうした検査で危なくないということが分かると運動もできるし日々も快適に過ごせる。心臓に不安を抱えている人がいたら検査でそれを払拭することをおすすめするとのこと。

※この検査は原則として医師が必要と判断した場合だけ受けることができる。4月から保険が適用になっている。

心臓ドックをおすすめしたい人

40歳以上の男性、閉経後の女性
糖尿病の方
高血圧の方
喫煙している方
高コレステロールの方

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