みんなの家庭の医学 冷え性改善入浴法&塩化物泉温泉ランキング【1月27日】

2015年1月27日放送のテレビ朝日・たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学「悪化させる温め方が判明!名医が教える冷え症徹底改善法SP」では、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんが冷え性を改善する入浴法などを紹介していました。

冷え性を悪化させる自律神経の乱れ

冷え性の原因は血流の不足。人間の体には体温と同じ37度前後の血液がくまなく流れている。

手や足などの末端の血流が悪くなると、温かい血液が行かずに冷えてしまう。この血流不足を起こしているのは自律神経の乱れ。

厚着・生姜・ホットドリンクなどは体を温めてくれるが、いくらこれらのことをやっても自律神経が乱れていると血流不足のままで冷え性も治らない。血流の改善に大きな役割を果たすのが自律神経。

電子顕微鏡で見たラットの動脈の自律神経の画像を見てみると、血管の周りに平滑筋があり、その上に自律神経があるのがわかる。

みんなの家庭の医学 冷え性改善入浴法&塩化物泉温泉ランキング【1月27日】

平滑筋に自律神経が作用して血管の収縮・拡張を行っている。

自律神経はどのように血流をコントロールしているのか?

自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経で構成されている。交感神経は緊張したりストレスなどで働く神経。車でいえばアクセルのようなもの。

この交感神経が優位になると血管が収縮する。収縮することによって血液を押し出して肺や脳などの重要な臓器に血液を送る。

副交感神経はリラックスした時に働く神経。車で言うとブレーキのようなもの。

副交感神経が優位になると血管が拡張する。血管が拡張すると手足の末端まで血液が多く流れる。

冷え性の人は交感神経が優位な状態が続いている人が多い。すると血管が細くなったままになっている。

血液は流れるが、いくらリラックスしても血管はあまり広がらないので、末端に温かい血液が十分届かず冷え性になってしまう。

自律神経を乱すのがお風呂

普通お風呂は温まることで血流を増やしてくれる良いもの。しかし熱すぎるお風呂に入ったり、長すぎるお風呂に入ると自律神経を乱してしまう。

冷え性を改善するためには自律神経を整える入浴の仕方が大事。

自律神経を整える冷え性改善入浴法

最適な温度は39〜40渡

冷え性に最適な温度は39〜40度。ぬるいと感じるかもしれないが39〜40渡でもしっかりと入れば汗をかくほど温まることができる。

42〜43渡で入ると湯船の中と外の温度差に体が対応できない。その結果交感神経が優位になり血管が収縮してしまう。

「温かく感じる」というのと「血流が良くなる」というのは=ではない。熱いお風呂にはいると自律神経が乱れるので入浴後冷えやすくなる。

時間は全身浴1:半身浴2の割合

全身浴と半身浴を両方行うほうが良い。全身浴が5分、半身浴が10分など、合計15分以内の入浴が良い。

まずはかけ湯を行い、それから全身浴(首まで浸かる)をし、その後半身浴をする。

自律神経は温度差に弱いので、いきなり暑くなったり寒くなったりするのがいけない。かけ湯で温度に慣れてから首までつかる。

首には自律神経のセンサーがあるので首を温めると良い。すると副交感神経が優位になり血流が良くなりやすい。

半身浴をするのは外に出る準備をするため。いきなり外にでると自律神経が乱れやすい。全身浴→半身浴をすることで自律神経が乱れず冷えにくくなる。

15分というのは目安で、熱いのに無理をして15分入ると逆にストレスになる。心地よく感じる入浴時間で入るのが大事。

温度と直に外にも冷え用に効果的なものがある。それが温泉浴。

注意書きが改定された温泉法

昨年32年ぶりにある健康に関する法律の注意書きが改定された。それこそが温泉法。

神経痛や筋肉痛、関節痛の緩和など、温泉の効能として謳われている様々な項目が大きく見直された。環境省の号令で日本を代表する温泉療法の専門医が集結。医学的な治験と科学的根拠からどの温泉にどんな効能があるのかを改めて精査。

効能が確実なものを最新の温泉法の注意書きとして定めた。

例えば草津温泉などの酸性泉は、以前効能が謳われていたものは慢性皮膚病だけだったが、改定後はアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・表皮化膿症など細分化され、さらには糖尿病(Ⅱ型)にも効果があることがわかった。

当然最新の温泉法の注意書きには冷え性改善の効能を謳っている温泉もある。

番組では温泉のスペシャリスト、国際医療福祉大学大学院教授で日本温泉気候物理医学会理事の前田眞治先生が冷え性を改善できる温泉を紹介。

冷え性を改善する塩化物泉

お風呂から出た後にお風呂で温まった体温がゆっくりと落ちていくのが理想。そういった意味では保温効果のある塩化物泉がおすすめ。

塩化物泉とは文字通り塩分を多く含む温泉。塩分を含んだお湯は普通のお湯と同じ温度でも体に熱が伝わりやすくすぐに温まるという特徴がある。

しかも塩分濃度が高いほど身体が温まり冷え性改善に効果があると期待されている。さらに湯上り後も塩分が皮膚表面で結晶化し体全体をコーティングするため保温効果が長続きするのも特徴のひとつ。

普通のお湯と塩分2%のお湯で体温の深部変化を比較したグラフを見てみると、同じ温度でも塩分が入ったお湯のほうが体温の上がり方が高く、湯上り後も保温効果が持続しているのがわかる。

みんなの家庭の医学 冷え性改善入浴法&塩化物泉温泉ランキング【1月27日】

塩化物泉で塩分濃度が高い温泉ランキングベスト5

第1位:兵庫県の名湯 有馬温泉

第2位:青森県 黄金崎不老ふ死温泉

第3位:静岡県 浜名湖かんざんじ温泉

第4位:石川県 和倉温泉

第5位:和歌山県 白浜温泉

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塩化物泉に1週間入れば冷え性改善効果が期待できる

毎日温泉に入れば段々と血管が開いていき、身体の中に熱が保温されやすくなるので、徐々に身体の温度が上がってくる。塩化物泉に1週間入り続けると冷え性の改善効果が期待できる。

とはいえ1週間地方で湯治するのは大変。そこで番組では身近によくある塩化物泉で1週間通い、どの程度冷え性改善できるかを検証。

7日間塩化物泉に入り入浴後12時間後にサーモカメラで足の体温を測定。入浴後12時間経っても身体が温まっていれば冷え性の改善効果が表れている状態。

その結果6日前とは違い、足に熱が保たれていることがわかった。

みんなの家庭の医学 冷え性改善入浴法&塩化物泉温泉ランキング【1月27日】

この実験を行った女性は「この1週間、始まってすぐはストーブをつけたりしてたが、昨日も一昨日もそれがなかった。ストーブつけて、布団乾燥機をガンガンにつけるとかもない。末端が冷えている感じがない。足は特に。冷え性の改善を実感している。」と話していた。

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