2012年5月8日放送のテレビ朝日・たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学で紹介されていた、家庭でも簡単に作れる首の骨のズレを予防する枕の作り方です。
この首の骨のズレを予防する枕の作り方を教えてくれたのは16号整形外科院長で、枕のスペシャリスト山田朱織先生。
先生はこれまで睡眠障害の患者等25000人をその人にあった枕で治療してきた枕マイスターだそうです。どうしても手術をしない方以外は枕が一番大事な保存的な治療だと思うとのこと。大事なのは自分にあった高さの枕を見つけることで、そうすれば首への負担が減るそうです。
首の骨のズレを予防する枕の作り方
用意するもの
- 玄関マット
- 大判のタオルケット
※いずれも毛足の短いしっかりとした固さのものを選ぶ。
作り方
- 1
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玄関マットを3つの蛇腹折りにし、角はしっかりとそろえる。玄関マットはタオル等に比べて硬めなので、程よい固さに仕上がる。
- 2
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タオルケットも同様に3つの蛇腹折りにし、向きを変えさらに3つの蛇腹折りにし、角はしっかりとそろえる。後で一枚ずつ外しながら高さを調節する。
- 3
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先程折った玄関マットの上にタオルケットをのせる。床と垂直になるように端をしっかりと合わせる。
ここから枕を自分に合った高さに調節する
- 1
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枕に頭をのせ、両手を胸の前に合わせ、ひざをたてる。
- 2
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その状態で横を向き、顔から足までが布団と並行になるよう、枕の高さを調節する。鏡を使えば一人でも確認できる。
- 3
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枕が高い場合はタオルケットを1枚ずつとりながら調節する。
- 4
- 最後に左右に寝返りを打ってみて、無理な力を入れないで抵抗なく寝返りが打てれば完成です。カバーや布などで包めば崩れにくくなります。
実際にどれくらい首の負担が減るのか?
首の骨のズレが2ミリあった塚原さんと、同じく首の骨のズレが3ミリあった内藤さんが実際に二人に合った枕を作り実践。
塚原さんは枕を使ってみるといつも使っている枕とは全然違い、寝てる時楽だとコメント。内藤さんはとても良い感じとコメント。
正しい枕で寝た状態でMRI撮影
塚原さんがMRI撮影をしてみると、以前使っていた枕で寝ていたときは顔が反り上を向いているような姿勢になっていたが、今回は骨がまっすぐ伸び脊髄もまっすぐになり、顔もまっすぐ前を向いている状態になっていました。
同じく内藤さんもMRI撮影をしてみると、前回は前に傾き地面を向いているような姿勢だったが、今回は骨と脊髄がまっすぐに伸び、顔の向きもまっすぐ正面を向いていました。
この結果、この枕を使い続ければ、2人とも首の負担が軽減できることがわかった。
またTBSアカルイ☆ミライでも山田朱織が枕の作り方やネックササイズの方法を紹介していました。
頭痛・肩こり・腰痛解消!玄関マットで作る自分に合った安眠枕の作り方&ネックササイズのやり方
合わせて読みたい
「みんなの家庭の医学」でやってた肩こりと枕の関係。どんぴしゃ悩んでいたところだったので、枕の高さをとりあえず調整。タオル1枚2枚の差で全然違ったよ!それと、一番凝ってたところが後頭部だった事に気づいた。指圧してみたらマジ激痛。死ぬのかな(汗
— ひめ (@himesama38) 2012年5月9日
つまづきの原因は枕のせいだって家庭の医学かなんかでやってたけど、たしかに枕変えてから全くつまづかなくなった気がするんだ
— あきぱ🌸東7ざ13a🍙 (@akipantarei) 2012年5月27日
あとは、かなりタイプの枕外来の先生が言ってた玄関マットとタオルで作る手作り枕にトライ。先生の言う鼻通りの良い高さにすると、寝返りが打ちにくいし、やはり低い感じがするので、寝返り重視で行ってみよう。肩幅の問題なのかな。 pic.twitter.com/2E64LY0dEO
— 田中丸栄 (@sachibouya) 2016年1月10日
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