金スマ 腰トレのやり方&腰痛改善効果【1月23日】

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2015年1月23日(金曜日)放送の中居正広の金曜日のスマたちへ(金スマ)では、富永ペインクリニックの痛み改善ドクター富永喜代さんがバスタオル1枚を使って、たった1分で腰痛改善効果があるという「腰トレ」のやり方を紹介していました。

バスタオル1枚、1日たった1分で腰痛が改善する腰トレとは?

国民の5人に1人約2800万人が悩み、予備軍を含めると総人口の8割約1億人が一生に一度は苦しむと言われる国民病「腰痛」。

そんな腰痛をバスタオル1枚、しかも1日たった1分で改善させる魔法のような方法があるという。その名も「腰トレ」。

腰トレについて書かれた「the waist-belt stretch 腰トレ」の著者は神経解剖学という医学の知識を活かし、体の痛みを取る専門医として活躍する医師・富永喜代さん。

the waist-belt stretch 腰トレ the waist-belt stretch 腰トレ
富永 喜代

文藝春秋
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彼女が痛みに関する知識を活かした画期的な腰痛改善運動を考案し腰トレと名づけた。

腰トレのやり方

腰痛の3タイプ

腰痛は腰の上部が痛い人、真ん中あたりが痛い人、お尻に近い下のほうが痛い人の3タイプに別れる。

真ん中が痛い人が全体の腰痛の中の5割を占めている。

寒い季節で腰が悪くなるなと思われる方の腰痛予備軍の方にもおすすめ。

腰の真ん中あたりが痛い人向けの運動

1
腰トレに必要なのはバスタオル。バスタオルを小さく折りたたみ、尾てい骨の上辺りにベルトなどを使いタオルを固定する。
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仰向けで両腕を広げ、腰を右に2秒、左に2秒ひねり、これを15回ほど1分間続ける。肩を上げてしまうとひねりが足らずと効果が減少してしまうので、きちんと床につけたまま腰だけをひねる。
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腰の下が痛い人向けの運動

作り方

1
バスタオルを小さく折りたたみ、尾てい骨の上辺りにベルトなどを使いタオルを固定する。
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2
仰向けになり、両手で太ももの裏側を持ち、胸元に引き寄せて「1,2」と数える。
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3
膝を伸ばして足を上げ、痛くなる寸前で止め「3,4」と数える。
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「1,2」と数えながらひざ下を下ろし、「3,4」と数え足を下ろし、左右同様に5回ずつ行う。
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お尻につながる太腿の筋肉がほぐれ、腰痛が改善される。

このもも上げ体操は筋肉が硬くなっている朝起きた時に行えば、ぎっくり腰予防にもなる。

腰の上が痛い人向けの体操

作り方

1
タオル縦長にたたみ、背骨に沿わせるようにあてる。

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仰向けで両腕を真横に広げる。鼻から息を吸い、口から吐きながら両手を高く揚げて合わせる。

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3
息を吸い込み、息を吐きながら肩を床につける。

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再び息を吸った後、息を吐きながら両手を真横に広げ床につける。これを5〜6回(1分間)繰り返す。
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腰の上部の痛みは猫背などにより背骨周りの筋肉が伸びてしまったことが主な原因。そこで背骨周りの筋肉を伸びてない状態に戻すため、タオル縦長にたたみ、背骨に沿わせるようにあてる。

背骨周りの筋肉がほぐれ腰痛が改善される。

※どの体操も腰痛の方、体調に異常にある方は必ずかかりつけの医師に相談して行う。

腰トレの効果

番組では日々腰痛に悩ませれているという経済評論家の勝間和代さんと俳優・中村昌也さんが実際に腰トレを実践。

腰トレの効果を検証するため富永ペインクリニックの超音波診断システムで「腰トレ」前後の筋肉の硬さを測定。超音波診断システムでは筋肉が硬ければ青く、柔らかければ赤や黄色で表示される。

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腰の真ん中あたりが痛い人向けの運動を行った中村昌也さんは、超音波診断システムで筋肉の硬さを測定したところ、表面が真っ青で凝り固まっていた筋肉が、赤や緑が増え、改善されていた。

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腰の下が痛い人向けの運動を行った勝間和代さんは、はじめに測った時は全体的に青が多かったが、腰トレをやったことで青が減り、緑・黄色・赤が増えている。つまり筋肉がほぐれ柔らかくなったということ。

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腰トレで腰痛が改善される仕組み

そもそも腰痛の原因は様々あるが、最も多いのが姿勢の悪さからくる背骨の形状の変化。

本来背骨はゆるやかなS字状にカーブしているのだが、猫背などでS字状が崩れると腰の筋肉が引っ張られて緊張状態になる。

すると腰の筋肉の血流が悪くなり乳酸などの疲労物質が溜まる。この疲労物質が張りや凝りになり、脳に痛いという情報が送られる。これが腰痛のメカニズム。

富永先生が提唱する「腰トレ」はタオルで背骨を正常なS字状に戻し、腰を動かすことで滞っていた血流を改善。血液が疲労物質を流すことで凝りがなくなり筋肉が柔らかくなる。

そして腰トレの最大のポイントが他人に押されるわけではないので、痛くも辛くもなく「気持ちいい」ということ。富永先生曰くこの「気持ちいい」という感覚が腰痛にはとても大切。

というのも、ストレスを感じると腰が痛くなるという事例は実は多い。これは緊張性筋炎症候群という症状で多くの腰痛患者はこのストレスが原因だと言われている。

確かに椎間板ヘルニアなどはっきりとした原因があるのものは腰痛患者のわずか15%。実に8割以上の腰痛が原因不明というデータからもそのことが伺える。

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実際に富永先生の元に来る患者の中には、心のケアをしただけでなんの治療もせずに腰痛がすっかり治ってしまったという方もいるという。

心の腰痛の密接な関係。つまり腰トレは背骨を矯正し血流を改善するだけではなく、気持ちいい感覚を脳に送り続けることで痛みの記憶を薄れさせ、腰痛の原因となるストレスを和らげるという2つの効果を狙ったものだった。

腰痛がない人が「腰トレ」をすると腰痛の予防になり、筋肉が柔軟になるので怪我をしにくくなる。

実際に腰トレをやってみたひとの感想,口コミ

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