シミ・シワを予防するヒートショックプロテインを増やす入浴法

2013年5月21日(火曜日)放送の日本テレビ・人体の謎を解き明かせ!特命調査機関ゴンゾウでは慶応義塾大学薬学部分析化学講座の水島徹教授がヒートショックプロテインを増加させる入浴方法を紹介していました。

ヒートショックプロテインを増加させる入浴法

ヒートショックプロテインは体に刺激を与えることで増やすことができる。最も簡単な方法は暑いおふろに入ること。

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湯船の温度は43度に設定。これは入浴時体温でお湯の温度が下がりちょうど42度になるため。

ただし熱いのが苦手な人は湯温40度でも少量だがヒートショックプロテインは生成されるためぬるめから始めても良い。
2
入浴時間はヒートショックプロテインの効果が強く現れる42度のお湯で5分が目安。40度の場合は15分くらい入ればよい。
3
同時に温めたタオルを顔に合計5分あてるようにする。

入浴中はのぼせないように気をつけ、こまめな水分補給などを行う。
4
入浴後全身を十分に保湿し、10分〜20分バスローブやタオルケットなどで身体を保温する。こうすることでよりヒートショックプロテインを増やすことが期待できる。

入浴する時間がないときは42度に温めたタオルを合計5分顔にあてることで効果を得ることができる。

※身体の弱い方、高齢者、心臓に疾患がある方は特に注意し無理をしない。

シミ・シワの予防するヒートショックプロテイン

2012年・慶応義塾大学薬学部分析化学講座の水島徹教授の研究チームがシミ・シワの予防に関する興味深い実験を行った。

内容はマウスを2つのグループに分け、片方を37度のお湯、もう片方を42度のお湯に毎日5分ずつつける。そして週3回、お湯につけた6時間後に日光の数倍の強さを持つ紫外線を照射。これを10週間継続。

その結果、37度のグループのマウスは肌の弾力を失い深いシワができた。ところが42度のグループのマウスは肌の弾力を保ちほとんどシワができなかった。
シミ,シワを予防するヒートショックプロテインを増やす入浴法【ゴンゾウ5月21日】

なぜシワができなかったのか?

42度のお湯につけたマウスでは身体の中でヒートショックプロテインが大量に作られていた。

ヒートショックプロテインとは細胞内に常時備蓄されているタンパク質で、細胞などが強いストレスを受けると増産される。

例えば細胞の中や外にあるタンパク質はアルコールに触れたりお湯にかかったりと、わずかなストレスで変形してしまう。

ヒートショックプロテインはこれらの変形したタンパク質を修復し元の働きを取り戻させる役割を果たしている。

つまり水島教授の行った実験でマウスの皮膚に起きていたのは、細胞や細胞の間を埋め尽くしているコラーゲンなどが紫外線のストレスで強いダメージを受ける。すると細胞内にあるヒートショックプロテインが増産され、ダメージを受けた部分の修復を始める。そこに42度のお湯で熱ストレスを与えるとヒートショックプロテインがさらに細胞内で増産される。

通常ならコラーゲンなどが破壊され深いシワができるほどの強い紫外線を浴びたのだが、大量のヒートショックプロテインによってそれらが修復されたため、シワがほとんど作られなかったということになる。

この実験で水島教授は世界で初めてヒートショックプロテインが紫外線によるダメージで発生するシワを防ぐということを発見した。

ヒートショックプロテインは熱によってストレスを受けた時が一番増産することがわかっている。

なぜ42度なのか?

温度が高ければ高いほどヒートショックプロテインの量は増えていく。水島教授によるとこのヒートショックプロテインはおよそ40度のお湯につけることで、徐々に生成が多くなり温度を上げることでさらにその量は増加するという。

シミ,シワを予防するヒートショックプロテインを増やす入浴法【ゴンゾウ5月21日】

しかし温度を上げ過ぎると軽いやけどのような状態になってしまう。そこで肌にダメージを与えずに、ヒートショックプロテインを温度が42度。

つまり体に大きなダメージを与えず効果的にヒートショックプロテインが増加する条件が42度のお湯。

またヒートショックプロテインの働きによって、紫外線のシワだけではなくシミも抑えられると考えられている。

ヒートショックプロテインはシミの原因となるメラニンの過剰生産を抑える働きもある。

人間にも有効なのか?

番組では水島教授監修のもと実験を行った。被験者は20代〜50代の女性4名。実験前にそれぞれの肌の弾力を測定。さらに肌ねん連も算出。

それぞれが42度のお湯に朝夕入りながら、温めてしぼったタオルを合計5分間顔にあてる。

さらに入浴以外にも42度の蒸しタオルで1日数回顔を温める。これを毎日10日間続けた。

10日後に改めて肌年齢を測定すると実験前の肌年齢が58歳だった実年齢52歳の女性は、実験後肌年齢が52.5歳(−5.5歳)
さらに20代〜40代の3人も肌年齢が若返った。

シミ,シワを予防するヒートショックプロテインを増やす入浴法【ゴンゾウ5月21日】

この結果について水島教授は「肌を温めることによって作られたヒートショックプロテインの働きにより、肌の弾力が保たれ、肌年齢が若くなったと考えられる。」と話していた。

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