ステマ代行業者の手口/事例&見分け方/対策【NHKゆうどきネットワーク1月9日】

2012年1月9日放送のNHKゆうどきネットワークでは、ステマ代行業者の手口やステマの見分け方を紹介していました。

ネットへのニセ書き込み”ステマ”にご注意

今芸能人のブログへのある書き込みが問題となっている。複数の芸能人が報酬を受け取る代わりにネットオークションで商品を安く落札したと嘘の書き込みをしていたのです。

このように宣伝とは気づかれないように宣伝行為をすることをステルスマーケティング、略してステマという。ステルスとは「隠密」「こっそり行う」という意味で、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。

例えば行ったこともないレストランの料理をおいしいと嘘の書き込みをすること。また使ってもいない商品を人にすすめる書き込みをすることなど。

実際のステマの事例

オークション運営業者が仲介者を通して芸能人に自分のサイトを宣伝して欲しいと依頼した。芸能人は自分のブログで実際には落札していないのもかかわらず安く落札できたと嘘の書き込みを行ったことがわかっている。

ステマ代行業者の手口/事例&見分け方【NHKゆうどきネットワーク1月9日】

また私達が多く利用しているクチコミサイトでも同じような出来事が起きていたことがわかっている。

ちょうど1年前、クチコミサイト ステマの代行業者が東京のもんじゃ焼き店に評価を上げると提案。そしてこのステマ代行業者はクチコミサイトで「ここのもんじゃ焼きはおいしいよ」と嘘の書き込みを繰り返し、人気ランキングを釣り上げた。

このもんじゃ焼き店は実際にお客さんも増えてお金を払っていた。

ステマ代行業者の手口/事例&見分け方【NHKゆうどきネットワーク1月9日】

ブログ運営会社の対策

去年暮れに問題になった芸能人の嘘の書き込み。そのアメーバブログを運営するサイバーエージェントを取材。2500万人の利用者がいるこのサイト。嘘の書き込みが行われていることがわかってから苦情が殺到した。

そこでこの運営会社では偽装行為を禁止することを決め、違反した時にはサイトを利用させないことにした。

さらに専門のインターネット調査会社にも嘘の書き込みを監視を依頼している。この会社ではクチコミサイトやブログなどにステマの書き込みが無いかを調べている。
オペレーターは500人。24時間365日抗体で書き込みを監視している。

ステマを見つける一例

ステマの疑いがあるのではというユーザーの声を拾って調査をする。特定の商品名でブログを検索するとすごく記事ヒットする。ブログ記事に飛んでみるとおすすめの文章と写真と共に商品へのリンクが記載されている。
確定することはできないが疑いがあることは判断できる。

しかし専門の調査会社でも代行業者が行う不正な書き込みを見分けるのは困難だという。

代行業者がレベルを高めて極めていくと一般人の投稿と見分けがつかなくなるくらい一般人を装ってステマをしている。厳しい目で見ると商品紹介すべてがステマになるので非常に難しいとのこと。

ステマ代行業者の手口

番組ではこうした監視の目をくぐり抜けてステマを代行している業者を取材。5年前から飲食店などの依頼を受け、ブログやクチコミサイトでステマを行なっているといいます。

ステマ代行業者は「ステマを下手な人がやるよりもプロがやったほうが需要がある。ヘタなことを書いて傷つく人がいるなら我々に任せてもらうほうが確実。」と話し、クチコミサイトの書き込みでは読者を信用させるために巧妙な手口を使っているという。

7・3の法則

3はけなして7は褒める。例えば店長の態度は客に対して厳しいがラーメンはうまい、トイレや店は汚いけどうまいなど。
何らかの欠点を見つけてリアリティーを持たせる努力はしている。実際に魅せを訪ねて褒めるところを探す。

ステマ専用のブログ

この業者はステマ専用の偽のブログを立ち上げている。こまめに書き込みを行い読者を集め、そこにステマを紛れ込ませている。
依頼がある前にブログに近所の飲食店の書き込みをしてためておく。その上で依頼があった時にその店の情報を書き込む。
そのブログランキングで上位ベスト10に入っているものもある。

大規模な広告を出せない店にとってステマは効果的な宣伝手段だといいます。
「一生懸命やっている中小企業は必死で生活がかかっているので、その気持を何とかしてあげたいと私たちはやっている。誇りを持ってステマをやっているので、人様に顔向けできないことはしていない。」と話していた。

ステマの対策

ネットビジネスを研究している駒沢大学教授の山口浩さんを取材。ネット上に書かれた情報を無批判に信じることに警鐘をならしている。
あらゆるメディアの情報を鵜呑みにせずまず疑ってみる。ホントかな?根拠は何かと確かめてみる態度が必要。
ステマに騙されたくないならまずは疑いましょうということ。

ステマだと見分けるポイント

  • 褒めすぎているもの
  • 検索すると同時期に同じ商品の書き込みが多いもの
  • サイトの中に商品のHPアドレスが書かれているもの

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