2013年5月11日(土曜日)放送の日本テレビ・世界一受けたい授業「激ヤセ激太りの原因ストレス 1日5分のスッキリ解消法とは?」では大阪府立大学教授の高辻功一先生が最新の研究でわかったカレーと読書のストレス解消効果について解説していました。
ストレスのメカニズム
そもそもストレスとは動物が天敵と遭遇したとき、体を緊張状態にするために副腎から分泌されるコルチゾールというホルモンが原因で起こる身を守るための防御反応。
しかし人間の場合身体的な負担だけではなく会社でのノルマや人間関係など、精神的に負担に直面してもこのストレスホルモンコルチゾールが出てしまう。
高辻先生によるとストレスホルモン・コルチゾールの影響で健康な骨がすかすかになってもろくなってしまうことも。さらに記憶を司る海馬がコルチゾールのせいで小さくなって脳がすかすかになり、記憶障害が起こることもある。
ストレスは万病の元
ストレスをためておくと免疫力が低下して風邪をひきやすくなったりする。さらに感染症になると死に至るケースも考えられる。
ストレスで胃が痛くなるメカニズム
動物は天敵に出会い戦闘態勢になると身体からコルチゾールが出て、脳からの司令で戦うための栄養を筋肉の方に送っていく。そのために食べ物を消化する胃には栄養・血液などがいかなくなっていく。
人間にも同じ事が起こりストレスが溜まると胃が痛くなる。
簡単ストレス解消法① カレーを食べる
最近の研究でわかったことで、脳科学者の茂木健一郎先生がカレーはストレス解消に良いと発見された。
ストレスがかかっている状態は血管が収縮した状態。血流が滞ると生活習慣病などの原因となる活性酸素が溜まってしまう。しかしスパイスのターメリックに使われているクルクミンは血液の循環を活発にし活性酸素などを取り去る効果がある。
簡単ストレス解消法② 読書
イギリスで行われた実験でパズルやIQテストなどでストレスをかけた後、5つのグループにわかれ、それぞれ読書・音楽鑑賞・1杯の紅茶・TVゲーム・散歩を行い6分間リラックスしてもらった。
すると読書をしていたグループの心拍数がもっとも下がり、一番ストレスが解消する方法だということがわかった。
これは読書に夢中になることで現実世界のことを忘れてしまいストレスが解消するため。
1日5分でも良いから何かに没頭すると一番良い。バラエティ番組やマンガなどでも良い。
カレーと読書のストレス解消効果
番組絵は実際にバスの運転手さんに昼食にカレーを1人前食べてもらい、食後の5分間雑誌や小説に没頭してもらった。これお3日行い毎日ストレス度合いを測定。
すると2人ともストレスが解消していた。
その他のストレス解消法
好きな曲を聞いて無心で踊る…ポイントは仕事や勉強のことを考えずに無心になること。これでストレスが解消される。
散歩はストレス解消にならない
散歩中どうしても人は仕事のことを考えてしまう。すうと不安が増える可能性がある。何も考えずに散歩するのは不可能に近い。
(文庫)脳からストレスを消す技術 (サンマーク文庫) 有田秀穂 サンマーク出版 |
合わせて読みたい
ストレス解消には読書とカレーがいいらしい。
けど、長引くと飽きる? ^^;
— さゆみ (@noemaman) 2015, 6月 13
ストレス解消は読書、音楽鑑賞、紅茶コーヒーを飲むの3つが特にイイらしい。茂木健一郎の調査だとカレー食べるのが最適らしいけど。
— いけしり (@oshiri1007) 2015, 2月 16
『カレーがイヤな記憶を吹き飛ばすという実験結果。ストレス解消への効果期待!』という興味深い記事→http://t.co/CW7YIaCTF7 ターメリックというスパイスに含まれるクルクミンという成分に効果があるとのこと。クルクミンはホント凄い成分だよなぁ!!!
— スパイシー丸山(カレー研究家) (@spicymaruyama) 2015, 2月 10
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