2012年6月2放送のテレビ朝日あさナビの健康ナビでは女性の薄毛の予防と対策方法・薄毛に効果的な料理・炒り豆腐のレシピ・作り方などが紹介されていました。
女性の10人に1人は薄毛に悩まされている
薄毛に悩む女性はおよそ600万人とも言われ、女性の10人に1人は抜け毛などの髪のトラブル等に悩んでると言われています。そしてその数は年々増加傾向にあります。
街の女性に髪の毛の悩みについてインタビューをしてみると、「細いのがいっぱい抜け寂しいし、なさけなくてかなしい」「絨毯にたくさん長い毛が落ちてると言われる」「ボリュームがない。たくさん髪がある人が羨ましいなど」多くの女性が薄毛に悩んでいました。
番組ではプロのヘアメイク大江一代さんが教える、お出かけ前の簡単薄毛カバースタイリングを紹介。薄毛に悩んでいる主婦の林さんについて大江さんは、前髪のほうがぺちゃんこになっているので少し寂しい感じがするとコメント。
薄毛カバースタイリングの方法・やり方
用意するもの
市販のカーラー8個
やり方
- 1
-
頭頂部の薄毛が気になる部分にカーラーを巻いていく。
巻くときのポイントはカーラーが一直線の列に並ばないようにずらしながら巻いていくこと。カーラーをずらしながら巻くことで髪の分け目ができにくくなる
- 2
- 続いてドライヤーの髪を温風で5分程温める。出来上がったらカーラーを外していく。
- 3
- 外し終わったら目の荒いブラシでカールを崩しながら、分け目をなくす感じで髪を整える。
- 4
- 最後にクシを使い直線ではなくジグザグに分け目をつけていく。
薄毛に悩んでいた林さんの髪型が、髪にボリュームが出て気になっていた分け目も目立たなくなりました。自身の髪型を見てもらうとこのまますぐに出かけたいですとコメントしていました。
知って得する!正しい薄毛予防と対策・ヘアケア
アヴェニューウィメンズクリニックの人気女性医師で日本産婦人科学会専門医の國井優衣子さんが正しい薄毛予防と対策について解説していました。
髪を洗うのは朝よりも夜が良い
髪を洗うのは朝よりも夜が良い。髪の毛が成長するのは夜。寝ている間にホルモンが分泌され髪の毛の成長が促される。
夜の時間帯に髪の毛と頭皮を清潔にしておくことで、髪の毛が成長しやすい環境を整えることができ薄毛に効果的。しかし朝シャンプーをすると薄毛の原因になりかねない。
頭皮に紫外線があたると毛根周辺の細胞がダメージを受けて髪の毛に悪影響を及ぼします。紫外線のダメージを和らげる役割を果たすのが頭皮の皮脂。なので外出前の朝に髪を洗い、皮脂を落としすぎるのは避けたほうが良い。
仕事などでどうしても夜できない場合は、表皮の皮脂膜が落ちない程度に軽く濡らす程度にし、あまりごしごしと洗わないようにする。
髪を乾かす時はドライヤーを使ったほうが効果的
髪を乾かす時はドライヤーを使ったほうが効果的。髪の毛をタオルなどで強く拭くと摩擦によって、キューティクルという髪の毛の表面の層がはがれ、抜け毛や切れ毛の原因になってしまう。
タオルは押し当てるように水分を取るために使い、そのあと髪を乾かすためにドライヤーを使うのが薄毛予防には一番良い方法。
髪の毛が濡れた状態で高温でのドライヤーは避ける!
髪というのは三層構造になっていて、いちばん外側にあるのがキューティクル。濡れた髪というのはキューティクルが開いている状態なので、そこに高い光熱を当ててしまうと水分がどんどん飛んでしまって頭皮にも悪い。
濡れた髪はタオルでおさえて拭き、うまく冷風・温風を使い分ける。
薄毛・抜け毛を防ぐツボ
百会(ひゃくえ)
百会(ひゃくえ)は頭皮の血流を良くするツボで、抜け毛・頭痛・不眠に効果的。
眉間と後頭部のところを結んだ線と、耳と耳とを結んだ線との交わる所が百会。頭のてっぺんの少しへこんでいる所。
そこを軽く5秒ほど指で押して離す。間隔をあけ5回ほどを目安に行う。
天柱(てんちゅう)
天柱は抜け毛・目の疲労・肩こりに効果的なツボで、ちょうど髪の生え際、うなじの所の両側。真ん中に筋があるところの端のへこんだ所にある。
先ほどと同じように軽く5秒ほど指で押して離す。間隔をあけ5回ほどを目安に行う。
発毛を促す効果が期待できる成分ミノキシジル
ミノキシジルは1999年に厚生労働省が認可したもので、発毛を促す成分。このミノキシジルが入った育毛剤などが発毛などに効果的。男性にも効果がある。
ミノキシジルが含まれた育毛剤は薬局などで手に入るが、心配な方は薬剤師さんに相談すると良いそうです。
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薄毛に良い食材
鉄分が豊富なものとヨウ素(ヨード)が豊富なものが薄毛に良い。
鉄分が豊富なもの
大豆・きくらげ・ごま・卵黄など。
ヨウ素(ヨード)が豊富なもの
昆布・わかめ・のり・貝類など
髪が元気になる絶品炒り豆腐のレシピ・作り方
番組では和食会のプリンス・近茶流嗣家料理研究家の柳原尚之さんが、家庭で簡単にできる髪が元気になる本格和食として、髪が元気になる絶品炒り豆腐のレシピ・作り方を教えてくれました。
材料(4人分)
- 木綿豆腐…半丁 ※木綿豆腐のほうが水気が抜けやすくさっぱりと仕上がる
- 材料
- にんじん…40g
- ごぼう…30g
- きくらげて…4枚
- きぬさや…8枚
- こんにゃく…1/4枚
- たまご…1個
- 油…大さじ1
★調味料
- 砂糖…大さじ1
- 淡口しょうゆ…大さじ1強
- 酒…大さじ1/2
作り方
作り方
- 1
- にんじん・ごぼう・きくらげを千切りにし、湯がいたきぬさやを3当分に切る。ごぼうはアクをぬくために15分ほど水につけておく。こんにゃくを小柱切りにし、熱湯の中に入れ、アクと臭みを取り除く。
- 2
-
木綿豆腐を4等分に切り、熱湯で軽くゆでた後、ふきんに包み水気を絞る。
絞りをやめる目安:最初に透明な水が出るが、その後に濁った水が出てきたら絞りを止める。それ以上絞ると豆腐の旨みが出ていってしまう。
- 3
-
熱した鍋にごま油を入れ、切った野菜と豆腐を強火で炒める。★調味料を入れ、味を整えた後に溶き卵を入れる。
卵を入れるときのポイント:卵はかき混ぜないで、豆腐と豆腐の間に染み込ませるように入れていく
- 4
- 卵が旨みをたっぷり吸い、水気がなくなるまで炒めたらきぬさやを入れて、器に盛る
- 5
-
仕上げにくるみを細かく割り、フライパンにほんの少しの油をひいてくるみを煎る。くるみに焦げ目がでて香りがでてきたら炒り豆腐の上に乗せたら完成です。
くるみがない場合はアーモンドやピーナッツなどのナッツ類を軽く煎っても良い
この炒り豆腐について國井優衣子さん、豆腐はビタミンEが豊富な食材なので頭皮の血流が良くなって薄毛に効果があると話していました。
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