2012年11月15日放送の日本テレビ・秘密のケンミンSHOW(ショー)では、佐野市に住む栃木県民の秘密のごちそうとして耳うどんが紹介されていました。
栃木県佐野市の秘密のごちそう耳うどん
栃木県民のU字工事さんによると、佐野市に住む栃木県民は耳の形をしたうどん、その名も耳うどんが大好きなんだそうです。番組では栃木県佐野市「野村屋本店」の耳うどんを紹介。
お客さんによると普通のツルツルとしたうどんとは口当たりが違い、耳うどんはもちもちとして食感が良く本当においしいとのこと。また生地の厚みが違い、耳たぶが柔らかく耳の穴がシコシコしていておいしいそうです。
耳うどんの作り方
(1)一般的なうどんと同じ生地をを細切りせず長方形にカットする
(2)カットした生地を折りたたみ、耳のような形に生成して茹でる
(3)ダシは関東風の濃い醤油味で、そこに鶏肉やしいたけを入れて煮込み、茹でた生地の入った器に入れる。
(4)トッピングに伊達巻やナルトをのせれば出来上がり。
醤油味やけんちん汁風の他にも味噌煮込み味やカレー耳うどんといったバリエーションもあるとのこと。
栃木県佐野市の「道の駅どまんなかたぬま」では栃木県のニーズに答え、佐野名物の手打ちそばと並んで耳うどんの耳のみを生で販売している。焼きうどんでソースで味付けて食べてもおいしいそうです。
耳うどんはどのように誕生したのか
郷土史家・森下喜一さんによると、耳うどんができたのは江戸時代の終わり頃で、元々は正月に食べられるようにと保存食として作られたものなんだそうです。耳うどんの形に折ると空間があるので茹でるときもくっつかず、水の中に浸しても1、2週間は持つそうです。
その後大正時代に入り、うどんの形を耳に見立て魔除けとしても食べられうようになったという。
またパスタのオレッキエッテも小さな耳という意味で、12世紀頃イタリア南部プーリア地方で発祥。イタリア人はもとより、全国のパスタ通を魅了する言わば本家の耳。
その他の耳うどんレシピ
耳うどん:栃木県 | うどん ミュージアム 【うどん 博物館】
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