2015年1月22日放送の日本テレビ・秘密のケンミンショー(SHOW)「緊急大阪丸ごとSP へぇ〜!そうだったのか!?県民熱愛グルメ」では、大阪のかすうどんが紹介されていました。
かすうどんとは?
かすうどんとは牛の小腸を揚げ、余分な油を抜いた「油かす」というものを出汁と合わせトッピングした大阪南部南河内地方発祥のうどん。
堺市中区「うどん土佐屋 深井店」で、かすうどんを食べていたお客さんは「うどんと脂のこってりかんが昆布だしに絡まってたまらない感じ」と話していました。
かすうどんレシピ
男子大好き!名物カスうどん(^^) by クレイジーm [クックパッド]
油かすは楽天やAmazonなどの通販サイトでも購入できる。
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大阪のうどんと東京のうどんの違い
大阪のうどんは東京などの濃いうどんつゆと相反する、薄く黄金色に澄んだ出汁が特徴。大阪府民にとってうどんはうどん自体よりもその出汁が命。
東京などでは濃口醤油を砂糖やみりんと合わせた「かえし」が基本。それに対して大阪では昆布とさば節、うるめ節などの小魚から丹念に旨味を引き出した濃厚かつ芳醇な出汁が基本。これを香りづけ程度の薄口醤油で整える。そのため大阪のうどんは最後の一滴まで飲み干すことができる。
またうどん自体にも大阪ならではの特徴が。さぬきうどんは麺に合わせてだしを作る。大阪うどんは出汁ありきのうどんなので、出汁がよく染みこむように柔らかく作る。
家庭で簡単に大阪のうどんが作れるヒガシマルうどんスープ
大阪不眠は家庭でうどんを作るとき「ヒガシマルの即席うどんスープ」を使うのが常識。
ヒガシマル うどんスープ 8g×20袋 ヒガシマル醤油 |
製造元は兵庫県の醤油メーカーヒガシマル醤油でありながら、うどん好きの大阪府民のハートを射抜き、その売上は兵庫を凌ぐ、売上全国トップの年間6000万袋。
使い方は超簡単。粉末を入れた丼にお湯を注げば本格うどん出汁が即完成。あとは茹でたうどんをいれ、お好みのトッピングをのせれば出汁にうるさい府民をも黙らせるプロ顔負けの絶品うどんになる。
どのように大阪のうどんは根付いたのか?
番組では大阪の食文化を研究するNPO法人浪速魚菜の会・代表理事の笹井良隆さんによると、江戸中期に北海道から大量に真昆布が大阪に持って来られた頃、出汁を中心としたうどんが生まれたんだそうです。
さらに爆発的にうどんが庶民に食べられるようになったのは、江戸の後期位から屋台のうどんが出来たため。飲食店の利用者が多かったので、そういった方好まれるように非常に出汁に力を入れた。そういったことが今のうどん屋さんのレベルを上げていった。それが現代にまで続いている。
その他の油かす&うどんレシピ
耳うどんレシピ&作り方 栃木県佐野市野村屋本店【秘密のケンミンショー】
実際にかすうどんを食べた人の感想
大阪、かすうどん。最近食べた中で最強にうまかったわぁ pic.twitter.com/BhF67Tq9Ld
— that (@that_kinda_song) 2014, 12月 2
かすうどん。ホルモンの油かすがパリパリしてる、おいしいー pic.twitter.com/xkUJjvOrMd
— アアライユキコン☆エキレビ基本毎日更新中 (@kaerubungei) 2013, 5月 19
浪速脂かすとキャベツのおうどん。かすうどんはお初な気がする。ちょい甘めのだし汁と油かすのコクが美味しい。キャベツの取り合わせと変わり七味もいいなぁ。 @ つるとんたんTOP CHEFS http://t.co/FhhE1sXU
— と よ の か (@toyonoka) 2011, 11月 27
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