2012年7月5日放送のNHKためしてガッテンでは、オリンピック選手直伝! 美ボディー&超健康ワザということで、腰痛・ひざ痛に効果的な腹横筋を鍛える、おへそ引っ込め体操のやり方・方法が紹介されていました。
競泳選手に学ぶ!腰痛ひざ痛解消法
バサロキックで日本中をわかせて伝説の金メダリスト鈴木大地と、日本競泳チームドクターの亀岡恒治さんが競泳選手の強さの秘密を紹介。
競泳選手が早く泳ぐためには腕や足を鍛えるよりも大事なことがあるとのこと。一流選手の泳ぎと一般の人の泳ぎの大きな違いは、泳ぐ「姿勢」。
一流選手は、驚くほどまっすぐ一直線の姿勢を キープして泳いでいる。そのカギを握るのが「おへそを引っ込める」トレーニング。 あの北島康介選手は泳いでる姿勢をイメージしながらおへそを引っ込めているトレーニングを行なっているそうです。
腰痛・ひざ痛に効く!おへそ引っ込め体操のやり方
日本競泳チームドクターで早稲田大学教授の金岡恒治さんがおへそ引っ込め体操のやり方を紹介。
おへそ引っ込め体操 その1 基本
(1)腰骨より少し内側の柔らかいところを両手で抑え、呼吸を止めずに、おへそを引っ込める。
(2)腰骨の左右のでっぱりの内側の部分が、硬くなることを確かめる。
(3)おへそを引っ込めたまま、30秒間キープ。
歩くときにはすべての体重が骨にかかるので、腹横筋は使っていない。この体操をしっかりやると、体重がいろんな所に分散され、骨への負担が減る。
立ってても座っていても寝ててもOK。生活の中に取り入れると良いそうです。またジャンプやスロージョギングなど運動中に取り入れると効果的とのこと。
おへそ引っ込め体操 その2 応用
(1)手とひざを床について、背中が反らないようにして、上記の要領でおへそを引っ込めながら、片手を上げて姿勢を保つ。
(2)それができたら、次はその反対側の足をあげ、体の水平を保つ。
※無理をすると、かえって腰などを痛めることがありますので、十分注意して行う
お腹を引っ込め体操の効果
約40年腰痛に悩む患者さんがおへそを引っ込める体操を毎日続けたところ、以前は痛くてどうしても曲がっていた腰がわずか10日でぴーんとまっすぐ伸ばせるようになり、腰の痛みが軽くなった。
他の患者さんもおなか引っ込め体操を1ヶ月行ったところ、腰痛が改善し、30メートルしか歩けなかったが、3キロ歩けるようになったそうです。
さらに寝転んだ状態でお腹を引っ込める体操を毎日行った患者さんは、膝の痛みもなくなっていました。
おへそを引っ込める運動でどこの筋肉が働く?
おへをを引っ込める運動で鍛えられるのは腹直筋の中にある、腹横筋という筋肉。おへそを引っ込める運動を繰り返すと、腹横筋が太く強くなっていく。
なぜ腹横筋を鍛えると腰痛やひざ痛が改善する?
腹横筋は腰周りを支え、姿勢を維持するのに重要な働きをしており、言わば天然のコルセットのようなもの。これお鍛えることで姿勢が安定し、腰痛の予防や改善につながる。さらに姿勢よく歩けるようになるので膝への負担も軽減される。
また番組では骨粗しょう症に効果的なジャンプ運動の方法も紹介されていました。
オリンピック選手直伝!骨密度を増やすジャンプ運動の方法!骨粗しょう症予防に!NHKためしてガッテン7月5日
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先週ためしてガッテン(再放送)でやってた「おへそひっこめ体操」、かなりよいですよ。お腹にも効きそうだけど何より腰によいよ(*^^*)
— kko (@_frozenfruit_) 2012, 9月 5
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