2012年11月15日放送のNHKあさイチ!「あったか&おトク みんなでウォームシェア」ではウォームシェアについて特集されていました。
ウォームシェアとは?
ウォームというのは暖かい、シェアというのは分け合おうという意味。このウォームシェア、今年環境省が進めていることで、一軒一軒の暖房を消すことで温かいところに集まってエネルギーの消費を抑えよう。言わば一緒に温まりましょうよという運動。
このウォームシェアに賛同するお店や施設が増えてきていて、そこに行くとお得なサービスを受けられる場所もある。ウォームシェアができるスポットはスマートフォンでも簡単に探すことができる。
ドリンク100円引き、コーヒー無料などのサービスが受けられる
番組では東京自由が丘の「自由が丘バーガー」を紹介。オープンテラスのおしゃれなハンバーガー店。「暖房を消してきました」の一言でドリンクが100円引きになる。
新宿パークタワーにある家具や暖房器具、雑貨などを展示している住まいのショールーム「リビングデザインセンターOZONE」でも「暖房を消してきました」という一言で温かいコーヒーを無料でいただくくことができる。
自宅の暖房や電気を消してくることが重要で、このことをアピールするとこうしたサービスが受けられる。
また東京八王子市にある三井アウトレットパーク多摩南大沢でも、暖房を消してきましたの一言で色々なお店の割引クーポン券をもらうことができる。
このようにウォームシェアに賛同しているのは百貨店や公共施設など全国およそ3000箇所。その全てでお得なサービスがあるわけではないが、どこも一緒に温まることは大歓迎。
もちろん都内だけではなく、山梨県市川三郷町の町営温泉ではウォームシェアのために料金を値下げ。町内の人(大人1日)は500円→300円。町外の人は700円→400円に。来年3月末まで丸一日いても500円でお釣りがくる。
ウォームシェアができるスポットは多摩美術大学と環境省が共同で作った地図、ウォームシェアマップに載っている。 http://sharemap.jp/
この温泉を利用している土橋さんはウォームシェアで値下げになってから温泉に行く回数がさらに増えたと言います。温泉に行くまえは家の暖房を消して、電気はコンセントを抜いてしっかりとオフ。去年の震災による停電で節電への意識も変わったそうです。「停電を久しぶりに実感して、電気がないということは本当に不自由だと身にしみて感じた」とのこと。
外に出かけることも節電に繋がるということで、土橋さんが向かうところはお馴染みの町営温泉。
いつもお馴染みのウォームシェア仲間が集まっていた。まずはのんびりカラダの芯から温まる。入浴後のお楽しみは皆が持ち寄る自慢の手料理。ここではお茶も無料ということで話が尽きません。
レストランなどでは、何か料理をとらなきゃという遠慮などで時間が制限されるがここでは1日いられるとのこと。300円で1日集まって話ができるところは他にはないそうです。
またここにたくさんの人が集まることで、これまで会えなかった中学時代の同級生と再開。月々の同級会をここで開くまでになったそうです。
節電を目的にした値下げを去年から続けているこの町営温泉では、例年に比べてお客さんが5000人近く増えたと言います。温泉施設支配人の保坂さんによると、お客さん1人であろうが100人であろうが、かかる電気料金・灯油代・燃料経費は変わらないので、数多くのお客さんに来てもらうことが一番なんだそうです。
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