2013年1月8日放送のNHK趣味DO楽「パティシエ青木定治とつくるあこがれのパリ菓子」では青木定治さんが高島礼子さんにシュークリーム(シュー・ア・ラ・クレーム)のレシピを教えていました。
青木定治のシュークリームレシピ
材料(分量10個分)
★サブレ生地の材料
- バター(食塩不使用)…20g
- 粉糖…20g
- 薄力粉…20g
- アーモンドパウダー…20g
★シュー生地の材料
- 薄力粉…77g
- 水…64g
- 牛乳…64g
- グラニュー糖…3g
- 自然塩…1g
- バター(食塩不使用)…64g
- 卵液…128g
★カスタードクリームの材料
- 牛乳…602g
- バニラのさや…3本
- 卵黄…120g
- グラニュー糖…120g
- プードル・ア・クレーム…54g(コーンスターチでも可)
★ホイップクリームの材料
- 生クリーム…72g
- 粉糖…7g
★用意するもの
- 口径12mmの細かい星口金
- 口径8mm程度の丸口金
サブレ生地(パータ・クランブル)を作る
(1)アーモンドパウダー・薄力粉・粉糖を合わせてふるいにかける。
(2)冷やしたバターをボウルに入れ、(1)のふるった粉を合わせ、手でバターと粉糖をなじませる。バターを全体的に粉の中に散らすイメージで握って開いてなじませる。ぐっと持ち上げて生地がひとつにまとまればOK。粉が少し残っている程度。
(3)生地をラップフィルムで包んで4度になるまで冷蔵庫で冷やして固める。
シュー生地(パータ・シュー)を作る
(4)鍋にバター・牛乳・水・グラニュー糖・塩を入れて火にかけ木べらで混ぜる。
(5)直前にふるった小麦粉を加えて混ぜ、手早くのり状にする。この状態で温度を測り85度以上ならOK。
(6)生地をボウルに移しゴムベラでかき混ぜながら粗熱を取る。これは卵を入れるとき固まらないようにするため。
(7)生地が65度まで冷めたら卵液を少しずつ加えて混ぜる。ボウルの中央を混ぜ続ければ全体的に混ざっていく。持ち上げた時にもったりとすればOK。ベストな生地の目安は水につけた指で生地の表面に線を引いた時、生地がゆっくり内側に倒れていくこと。
(8)生地が乾かないように落としラップをしておく。
生地を重ねて焼く
(9)常温に戻したバターを天版に塗り綺麗に拭き取り、星口金で直径5センチ弱に生地を絞る。生地は膨らむので十分に間隔を空けて絞る。
(10)冷やしていたサブレ生地を、生地を転がしながら厚さ2.5mm程度に切る。この生地をシュー生地の上に重ねてその上から粉糖をふる。こうすると焼いた時に細かいヒビが入って生地がよく膨らむ。
(11)250度に余熱したオーブンに生地を入れ、160度で40分ほど焼く。中の温度が下がらないように手早く入れる。
焼き上がり
(12)焼きあがった生地をパレットナイフではがす。クリームがねっとりしているので多少穴が開いても大丈夫。
(13)はがしたシュー生地は上から1/3のところをカットする。中の生地を取れば空洞ができるのでここにクリームを入れる。
カスタードクリームを作る
(14)バニラのさやを半分に切り、こそげとるようにして種を取り出す。バニラをさやごと鍋に入れた牛乳に加えて火にかける。
(15)卵黄にグラニュー糖を加えて混ぜ、プードル・ア・クレームを加えてさらに混ぜる。
(16)牛乳がふつふつとしてきたら火から下ろし、半分ほど卵黄に加える。よく混ぜたらもう一度鍋に戻し火にかけ、鍋を回しながらホイッパーでよくかき混ぜる。
(17)ラップフィルムで包み、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
ホイップクリームを作る
(18)ボウルに生クリームと砂糖を入れてホイッパーで混ぜる。立てる目安は8分立て。ピンとツノたてばOK。生クリームが固まらないように氷水で冷やしながら作業する。
クレーム・ディプロマットを作る(クレーム・ディプロマットとはカスタードクリーム(クレーム・パティシエール)とホイップクリーム(クレーム・シャンティー)を混ぜ合わせたもの。)
(19)カスタードクリーム721gとホイップクリームを混ぜる。ボウルの底を添うように混ぜる。ホイッパーですくうとゆっくり塊になって落ちるくらいが目安。 ※この動きだと生クリームを潰さずに混ぜることができる。
クリームを生地の中に絞る
(20)生地に丸口金でクリームを絞る。クリームの量はお好みでOK。上に切ったシュー生地を重ねれば完成。
ポイント
- パリ風のシュークリームはカリカリになるまで焼きあげてバターがたっぷり入っていることと、中のクリームはしっとりしてて皮がザクザクするのが特徴。
- パータ・クランブルとはシュー生地の上に重ねる生地のこと。カリっとした食感がアクセントになる。
- 小麦粉は85度まで温度を上げるとのり状になる。そうなった時に卵を加えるとのり化した小麦粉が卵の水分を包み、オーブンに入れた時に膨らむ生地になる。
- 星口金に細かいギザギザがついていることで、ギザギザに絞られた生地がオーブンに入った瞬間に伸び、余分なヒビが入るのを防いでくれる。
その他の青木定治さんのレシピ
パリにお店をもつ青木定治さんのレシピで作ったシュークリーム(*^^*)
生地を二種類使ってあって、ちょっと手間のかかった、お菓子って感じですね!でも、作った後の達成感や、友達にあげたときの反応はすごいです\(^^)/ pic.twitter.com/9JLQLuePbF
— ABCクッキングスタジオ (@yuka03120312) 2014, 6月 18
青木定治とつくるあこがれのパリ菓子 をゲットしたので、あこがれのパリ菓子をいつかつくるぞ。実家に帰ったときにそのレシピのシュークリーム作ってて、食べたら美味しすぎて感動した。
— きのこ / トマト作る人Lv.1 (@srt_kinoko) 2013, 2月 18
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