2012年10月24日放送のNHKためしてガッテン「驚きの新・視力回復法」で紹介されていた、ドライアイのもどき、眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の症状とチェック法・見分け方、治療方法(ボツリヌス注射)などについてです。
ドライアイもどき!眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とは?
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とはドライアイとそっくりな症状が現れる病気で、まばたきが制御できなくなり、まぶたが痙攣してしまう。ちなみに眼瞼とはまぶたのこと。
現在治療を受けている人は約5万人だが、見過ごされて治療されていない人は推定数十万人いる
眼瞼痙攣の症状
発症初期
- 目が乾く
- 疲れる
- 痛い等
病気が進行すると
- 異常なまぶしさを感じる
- 突然まぶたが開きにくくなる等
眼瞼痙攣の原因
眼瞼痙攣の原因は目や涙ではなく、まばたきを制御する脳の神経にある。
もともと人間とは、眩しい・乾くなど目の感覚の異常があると、自然にまばたきをするという神経回路がある。その神経回路が暴走してしまうと、まばたきが制御不能になり、目の感覚に異常が発生する、
眼瞼痙攣の見分け方・チェック方
(1)10秒程度、できるだけ速くまばたきをする。
(2)そのとき、まぶたがけいれんしたり、 あるいは、まぶただけでなく口の周りの筋肉まで一緒に動いてしまったりする場合、 眼瞼けいれんの疑いがある。
眼瞼けいれんの人はできるだけ早くまばたきをしようとすると、まばたきを制御したりコントロールしたりすることができなきなり、まぶたが痙攣したような状態になってしまう。またまばたきをしようとすると口も動いてしまう。
眼瞼痙攣の治療方法
筋肉の作用をゆるめる作用があるボツリヌス注射をまぶたや眉間に駐車することによって症状を和らげる
症状の緩和はとても良く、患者の約7〜8割の症状が軽減している。
費用は1回の注射で1万5千円〜2万円程度(※保険適用・3割負担の場合)
眼瞼けいれんの疑いがある場合は、神経眼科を受診する。または近くの眼科を受診し相談をする。
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