おなら&肩こり&ゲップは噛み続けグセ(歯列接触癖)が原因?チェック法&メモ用紙治療法で改善 NHKためしてガッテン7月25日

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2012年7月25日放送のNHKためしてガッテンでは「さらば!オナラ肩こり 原因はたった1つの癖」ということで、噛み続け癖(歯列接触癖)のチェック法や、メモ用紙を使った治療法などが紹介されていました。

噛み続け癖(歯列接触癖 しれつせっしょくへき)とは

噛み続けグセは英語ではTooth Contacting Habit(歯列接触癖・しれつせっしょくへき)と呼ばれていて、4人に1人が持っていると言われている癖。噛むのではなく噛み続けることが問題なんだそうです。。
この癖では体が柔らかくなるという良い面もある。噛むと体を曲げるために使う筋肉の収縮率がアップするので、筋肉がより活発に働くようになる。

噛み続け癖(歯列接触癖)が引き起こす症状

めまい・頭痛・視力低下・耳鳴り・首の痛み・ゲップ・肩こり・腰痛・息苦しさ・お腹のはり・おなら・のどの異物感・膝の痛み・集中力がなくなる・視力が落ちる

噛み続けると全身に不快症状が起こる理由

噛む噛まないによって筋肉の活動にどんな変化があるかをチェックするため、肩・腰・ふくらはぎまで全身の筋肉の活動を見る。
瞬間的に噛んだ場合の前屈の記録は9センチ。噛まない場合は5センチだったので4センチアップ。30秒噛み続けると記録は2センチ。
この時の筋肉の活動を見ると、肩・腰・ふくらはぎのいずれとも一瞬噛んだ場合の活動量が上がるが、噛み続けると元よりも下がってしまう。

筋肉疲労により起こる症状

噛むという行為は火事場の馬鹿力を出させるスイッチ。噛み続けると全身の筋肉が衰えてしまう。
筋肉疲労によって、頭痛・首の痛み・肩こり・腰痛・顎の痛み・膝の痛みが起こる。

神経疲労疲労によって起こる症状

またなにかを噛むとこめかみの筋肉が使われる。このあたりは神経が集中しているところ。こってしまった筋肉が目と耳の神経を圧迫するため、めまい・視力低下・耳鳴りなどが起こる。

唾液を飲み込むことで起こる症状

噛み続けるとだ液が出るため、飲み込みの回数が多くなる。このとき、一緒に空気も飲み込んでいる。
おなかには、口から飲み込まれるガス、腸内で発生するガスの二種類のガスがあり、8割近くは口から飲み込まれるガス。噛み続け癖によって、飲み込む回数が多い人は、口から飲み込んだガスによって、オナラ・ゲップ・のどの異物感・息苦しさが起こる。

噛み続け癖(歯列接触癖)かんたんチェック法

東京医科歯科大学准教授の木野孔司さんが噛み続け癖のチェック法を紹介。

舌に歯形がある

舌のふちが噛んでいる歯に押し当てられることによって、ガタガタしているのがポイント。
噛んでいる人は、噛んでいる歯の間のところ下を押し付けているので歯型ができる。

頬の内側に白い線がついている

噛むことで緊張状態になって硬くなった頬の筋肉が、強く歯に押し当てられることで、頬の内側に白い線のような盛り上がりができる。

木野孔司さんによると、本来歯が接触する時間は1日20分たらず。ずっと歯が上下触っているのは異常だそうです。また歯が上下軽く触っているだけでも問題とのこと。

噛み続け癖(歯列接触癖)を改善するメモ用紙治療法

(1)「歯を離す」と書いたメモを目に付く場所やパソコンなど集中してしまう場所に貼る
(2)メモを見たら、フーと息を吐く

メモを見ることで癖に気づき、フーと息を吐くことで治したい癖と両立しない新たな癖をつけることができるそうです。
このやり方は習癖逆転法と呼ばれ、もともと応用心理学で癖を治すことのために考えだされてきたものなんだそうです。

ポイント

張り紙を見た瞬間だけに息を吐き力を抜く。
歯を離そう離そうとしている疲れてしまう。絶えず意識して歯を離させようとすると、いつも使わない筋肉を使って逆にくたびれストレスになってしまうそうです。

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