2012年3月18日放送のカラダのキモチでは、春は血管が危ない!注目すべき生活習慣病総ざらいSPということで、春から始められる生活習慣病予防の方法などが紹介されました。
出演者:深沢邦之,三宅裕司,根本美緒,夏目みな美,パトリック・ハーラ,吉田眞(パックンマックン)
春は血管のリスクが高まる
日本人の三大死因はがん・心疾患・脳卒中で春は虚血性心疾患と脳卒中の死亡数が増加。
虚血性心疾患とは?
虚血性心疾患とは、心筋梗塞や狭心症の総称。
心筋梗塞は血管が詰まって血液の流れが悪くなり心臓の筋肉が死んでしまう病気。
狭心症は血管が完全に詰まらないで比較的軽症なこと。
どちらの原因も血管の中が狭くなったりもろくなる血管の老化現象である動脈硬化。
脳卒中とは?
脳卒中とは脳の血管がつまったりして、細胞に栄養がいかなくなり細胞が死んでしまう病気。
気温の変化による血圧の変動は脳に大きなダメージを与える。
脳卒中には、脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血があり、脳梗塞が一番多い。
手で分かる脳梗塞チェック
両手を前に出して、目を閉じながら手の平を上に向け肩の高さで30秒維持できればOK。
脳梗塞は手に出る症状が多く、運動を司る機能に障害が起きると無意識に手が下がることがある。
隠れ脳梗塞チェック
自覚症状が表れにくい隠れ脳梗塞のチェック方法。
①4重の渦巻きを描くという、ぐるぐるうずまきチェック方法
②片手はぶらぶらさせ逆の手では指を折り数を数えるというぶらぶらカウント運動
脳ドックで脳卒中を未然防ぐ
脳ドックをすることによって自覚症状のない脳梗塞を発見できます。
MRA検査によって脳の血管を見て、血管の詰まりや動脈硬化がわかり、クモ膜下出血の原因も発見できます。
春は高血圧に注意
高血圧の人は春に注意が必要。
虚血性心疾患と脳卒中はも高血圧から始まることが多い
高血圧になると一体どうなるのか?
血管が狭くなることで血液の勢いが強くなり血管にかかる圧力が高くなることを高血圧という。
高血圧が長く続くと血管壁が傷つき動脈硬化などが起こる。
また塩分を摂取しすぎると血液の塩分濃度が上がり、水分を取り込むことで血液量が増え高血圧になる。
生活習慣病予防のエクササイズ
理学療法士の新井保久によると生活習慣病には1日1万歩歩くことが大事だという。
生活習慣病予防には中程度の活動が効果的
生活習慣病予防には中程度の活動が効果的。
目安や運動度合いは性別や年齢などによって変わるので、3分間続けた後に息が切れる程度の動きが良い。
健康長寿のヒミツのピンコロ食とは
ピンコロというのは、ピンピンコロリという言葉の略。
ピンコロ食とは減塩食のことで、1日の塩分摂取目標が9g。
ピンコロ食の作り方はおいしいダシを使い、ショウガやミョウバンなど香味野菜を料理に加え、料理の味をなるべく維持させることができる
ひとりじゃんけんで脳梗塞予防
脳梗塞の予防にはひとりじゃんけんが効果的。
左右の手でじゃんけんをして、右手が5回連続で勝つようにする。
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