ブーツの臭いを消す方法・対策。重ね履き靴下&ミョウバン水の作り方【NHKあさイチ】

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2012年12月20日放送のNHKあさイチ!「ブーツの季節!足のにおい対策」ではブーツの臭いを消す方法として靴下の重ね履きやミョウバン水スプレーが紹介されていました。

ブーツの臭いの原因は湿気

においのケアに詳しいヘルスケアマスターの山岸理恵子さんがブーツのにおいの原因を解説。

足の裏には非常に汗腺が多く、1日にコップ1杯くらいの汗をかくと言われている。ブーツだと普通の靴と比べ足を覆う面積が大きく湿気がこもりやすい。実際に1時間ほど履いた後のブーツの中の湿度を測定してみると、湿度は84%。

湿度とにおいの関係

ブーツの中は汗と体温で蒸れてしまって皮膚常在菌が増殖しやすい環境にある。この増殖した皮膚常在菌が汗や足にたまっている角質成分を代謝することでにおい成分が発生する。

山岸さんの実験によるとブーツの使い方によってはにおいがさらに悪化することもある。画像は2〜3足のブーツをローテーションして履いている人から検出した細菌と、毎日同じブーツを履いている人から検出した細菌。

ブーツの臭いを消す方法/対策!ミョウバン水スプレー&重ね履き靴下【NHKあさイチ12月20日】

汗がかわかないうちに繰り返し履いたため細菌が激増している。できれば履いたものは2日くらいはかないで乾かしておくのが大事。

ブーツの臭い対策① 靴下の重ね履き

今巷ではブーツとともにつま先だけの5本指の靴下が売れている。汗が多く蒸れやすいつま先だけ重ね履きすることでブーツの匂いが気にならなくなると人気なんだそうです。タイツを上から履けば目立たつこともない。

素材はウールや絹がおすすめ

番組では重ね履きについて研究しているある靴下メーカーを取材。

重ね履きのポイントは素材。湿気を吸いやすく、乾きやすいものがむいている。つまり吸湿性や放湿性ウールや絹の素材がおすすめ。非常に汗を吸う素材なのでにおいを軽減効果が期待できる。

このメーカーではウールの靴下を重ね履きをするとどの程度湿気が減るかを実験した。比較したのはナイロンタイツでブーツを履いて歩いた場合と、タイツの下に靴下を重ねて歩いた場合。タイツのみの場合の湿度に比べて靴下を重ねた場合の湿度は約20%減少していた。

ブーツの臭いを消す方法/対策!ミョウバン水スプレー&重ね履き靴下【NHKあさイチ12月20日】

ブーツの臭い対策② ミョウバン水をスプレー

ニオイバスターこと皮膚科医の五味常明がおすすめするのはミョウバン水をスプレーすること。臭い靴にふりかけると効果てきめん。

ミョウバンが溶けると酸性になり細菌が繁殖しにくい。しかもミョウバンは持続的に菌を抑制していくれる。実際にミョウバン水をスプレーした靴と何もしていない靴の細菌を培養して数を調べてみるとスプレーしたものは何もしていない靴に比べ、細菌数がおよそ1万分の1に減少していた。

さらに足のにおいのもととなっているのがイソ吉草酸という成分。これが入ったフラスコにミョウバン水をスプレーするとイソ吉草酸の濃度が15分の1に減少した。五味先生によるとブーツにミョウバン水をスプレーしてもまったく同じ効果が期待できるとのこと。

ブーツの臭いを消す方法/対策!ミョウバン水スプレー&重ね履き靴下【NHKあさイチ12月20日】

ミョウバン水の作り方

水100mlにミョウバン6gを混ぜるだけ。よく振って溶かして使う。

ブーツの内側に細菌が繁殖しやすいので指先の方を中心にかけ、中敷きを使っている場合は中敷きを取り出してスプレーし、乾かしてから入れるというのも効果的。

ミョウバンは薬局などで重曹と並んで売られていて大体60gで100円程度。足の直接かけても良く、野菜のアク抜き用の焼きミョウバンも使える。焼きミョウバンは溶けにくいので水の代わりにお湯を使い、2〜3日おいて溶けてから使うと良い。

その他の臭い対策

新聞紙を丸めてブーツの中に入れておく。つま先の方までしっかりと入れる。携帯用のカイロを靴の中に入れておくと湿気対策に良い。活性炭が含まれているので有効。

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