2013年2月20日放送のNHKあさイチ!「30代から要注意!歯周病対策」では歯周病の予防や対策について解説していました。
歯間そうじ
デンタルフロスや歯間ブラシは歯周病対策には欠かせない。歯と歯茎の根本に付いている汚れが歯周病の原因となるので歯周病予防にはとても効果的。
番組では歯周病のケアに詳しい日本歯科大学東京短期大学准教授の野村正子さんが歯間ブラシとデンタルブラシの使い方を解説。
歯間ブラシ/デンタルフロスの選び方
デンタルフロス・歯間ブラシは歯の隙魔に合わせて選ぶ。歯の隙間が開いてくると歯間ブラシを使う。
いきなり太いものを入れようとしても歯茎を傷つけてしまうので細めのものから試してみて、だんだん炎症が治まってきてスカスカになってきたら太いものを使うようにする。
デンタルフロスの使い方
葉の間に入れる時真っ直ぐ一気に入れるのは間違い。歯茎を傷つけてしまう。優しく前後に動かしながら入れる。
フロスを単に動かしているだけでは隙魔で動いているだけで汚れは取れない。正しくは左右の歯をしっかり巻き込み、フロスを歯茎にまで入れて上下する。
歯間ブラシの使い方
歯と歯の三角の部分にまっすぐ差し込む。
歯の間を動かすだけでは効果がないので歯の側面に押し当てるように動かす。
歯間そうじは寝る前がおすすめ
歯間そうじは基本的にはいつでも良いが寝る前がおすすめ。寝てる間は唾液が少なくなり口の中でばい菌が繁殖しやすくなる。
回数は正しく使えば1日1回で大丈夫とのこと。
出血が続く場合は歯医者に相談を
歯ブラシやデンタルフロスで血が出るということはそこに炎症があるということ。血がでても使い続け、1週間ぐらいを目安にしてそれでも出るようなら、何かあるかもしれないので歯医者に行って診てもらうと良い。
炎症がなくなればいずれ血が出なくなる。
不安定な歯の詰め物は歯医者に相談
フロスぐらいで詰め物が外れそうになるのは詰め物がまずいので、歯医者に行って相談する。
以前に放送された内容はこちら。
歯間ブラシ/デンタルフロスの正しい使い方&効果【NHKあさイチ1月11日】
マウスウォッシュの選び方
ポイントは歯周病予防と医薬部外品。薬事法などで歯周病予防の直接的な効果が認められているのは医薬部外品と書かれた上に、歯周病・歯肉炎・歯周炎などを予防すると書かれてもの。
マウスウォッシュは歯ブラシと併用する
歯垢にはバイオフィルムという歯周病菌などの細菌が固まり状になったものがあり、守られているので洗口液を口に入れても表面の物を殺すだけで中の物は生き残ってしまう。
マウスウォッシュは歯ブラシと併用しないと効果がない。
歯ブラシはこまめに変える
日本歯科大学付属病院で、新品のと1ヶ月半使って毛が開いた同じ型の歯ブラシを使って実験用の歯垢をぬった模型をそれぞれの歯ブラシで磨くという実験を行った。
その結果新しい歯ブラシでは歯と歯茎の間の歯垢はしっかりとれているが、古い歯ブラシではかなり残っていた。正確に調べたデータでは、新品の歯垢除去率を100%とすると毛が開いただけで除去率は62.9%まで下がった。
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