2013年1月11日放送のNHKあさイチ!「女性も子供もおすすめ歯間ブラシ新常識」では、歯間ブラシ・デンタルフロスの正しい使い方や効果などが紹介されていました。
デンタルフロス/歯間ブラシの正しい使い方
デンタルフロスの場合、糸を前後に動かすのは間違い。隙魔を動いているだけで何もとれていない。
正しくは左右の歯をしっかり巻き込み、糸を歯茎まで入れて上下する。
最初は血が出ることもあるが気にせずにそのまま続けると出なくなる。最初はどろっとした濃い血がでるが、1〜2週間でさらさらの血になってきて気がついた時には出なくなるということが多い。
また前後に細かく動かしながら入れる。強く押しこむと歯茎が傷つくこともあるので注意する。
歯間ブラシの場合も同様に左右の歯に押し当てるイメージで行う。
歯間ブラシの選び方
自分の歯の隙魔に合わせて道具は選ぶ。
初めて使う方は一番細いのからはじめ、抵抗なく挿入でききついと感じないサイズを選ぶ。
無理やり入れると歯ぐきが傷つき、歯茎の形も変化するので良くない。
歯間ブラシ/デンタルフロスの効果
番組では人工の歯垢を塗った歯を歯ブラシだけで丹念に磨いた場合と、歯ブラシとデンタルフロスを使った場合での歯垢でどれだけ歯垢の除去率に違いが出るかを実験。
歯ブラシだけの場合は歯茎の間や歯の後ろなどには歯垢が残っていた。
さらに歯の間の面は歯垢除去率が53%だった。こうした状態が続くと歯が抜け落ちてしまう歯周病になりかねない。
歯ブラシとデンタルフロスを使った場合は、実験状塗った本来歯垢がつかない部分を除けば、歯ブラシの後にデンタルフロスをすると歯垢除去率は99%まで上がっていた。
鶴見大学歯学部教授の桃井保子さんは「しっかり磨いている」と、「しっかり磨けている」とは違って、歯と歯の間をしっかり磨くことによってほぼ100%歯垢を落とせると解説していた。
歯間ブラシの最新事情
番組ではドラッグストアで歯間ブラシを紹介。極細タイプの歯間ブラシや香りつきのデンタルフロス、さらには口の中の水分で膨らみ歯垢を絡みやすくしたものまで。この店舗だけでも30種類以上。こうした歯根掃除グッズの市場規模はおよそ200億円。(2011年度インテージ「SRIデータ」より)
この5年で20億円以上も増えているそうです。
また都内に有る子供専用の歯医者では、8年前から子供と親に歯間ブラシの正しいやり方を教えている。
子供の時から士官そうじの習慣をつけることが大事だという。これは今や常識でドラッグストアなどでも子供向けに小さくて可愛いサイズの歯間ブラシが販売されている。
歯科医師の坂部さんによると、小さい子は特に虫歯のリスクが高く、特に歯と歯の間はすごく虫歯になりやすいところなので、歯が生えてきたら1歳でも2歳でもデンタルフロスでしっっかり1日1回くらいミガクことをおすすめしている。
さらに最先端の医療現場でも歯間ブラシの重要性が認められてきている。
鶴見大学歯学部教授の桃井保子さんによると、歯ブラシと歯間ブラシなどで歯の間のそうじをするのは対になってとても大切なことで、必ずやらなければいけないと言いたいほどと話していた。
2013年2月20日放送のNHKあさイチ!でも歯間ブラシ/デンタルフロスの使い方などが紹介されていました。
NHKあさイチ 歯周病予防&対策[2月20日 歯間ブラシ/デンタルフロスの使い方,ウスウォッシュ,歯ブラシ]
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こないだあさイチで歯周病の特集見て以来めちゃめちゃ気になってて、今日ドラッグストアで初めてデンタルフロス(糸だけのタイプ)買ってみた。誰でも2~3㎜はスキマがあるらしいが、想像以上に歯の付け根に糸がめり込んでいくことにかなりビビった。
— すぷら (@sacchin0511) 2013, 2月 22
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