2013年2月20日放送のNHKゆうどきネットワーク「明日からデキる生活向上委員会 人気シェフ直伝 とっておき常備菜」では東京世田谷区・bistroあおい食堂の加賀田京子シェフが1ヶ月も保存できるというリエットのレシピを紹介していました。
加賀田京子さんの常備菜 リエットレシピ
材料(作りやすい分量)
- 豚バラ肉…500g
- 塩麹…大さじ1
- 白ワイン…100ml
- 水…500ml
- 香草(ローリエ・タイム)…適量
作り方
【1】4〜5センチ角にカットした豚肉に塩麹を加えて手でよく揉み込む。
【2】ラップをかけそのまま一晩冷蔵庫で漬け込む。
【3】漬け込んだ豚肉をフライパンで焼く。肉の旨味を閉じ込めるため表面だけ焦げ目がつくまで訳のがポイント。
【4】焦げ目がついたら鍋に移し、白ワインを加えて水をひたひたになるまで入れる。香草を加えてひと煮立ちさせる。
【5】沸騰したらアクを取り、ふたをして弱火で1時間煮込む。
【6】煮込んだ肉を熱いうちに煮汁ごとフードプロセッサーに入れペースト状にする。お好みで黒こしょうを加えれば出来上がり。
【7】保存容器に移しラップで覆い、冷めたら冷蔵庫で保存する。日を追うごとに旨味が増し、1ヶ月ぐらい保存できる。1ヶ月くらいたったころが一番おいしい。
リエットとは豚肉と香草を煮込みペースト状に固めたフランスの郷土料理。フランスではすごくポピュラーなものでパンに塗って食べたりする。長期保存ができるので1回作っておくととても便利な常備菜。
塩麹を使うのはフランスにもない加賀田さんのオリジナル。塩麹を使うことで旨味が出て、保存効果が上がる。
リエットオムレツレシピ
材料(分量2人分)
- リエット…100g
- 卵…3子
- 玉ねぎ…1/4個
- ピーマン…1/2個
- パプリカ…1/4個
- ミニトマト…4個
- にんにく(みじんぎり)…1/2かけ
作り方
【1】にんにくのみじん切りをオリーブ油で炒め、スライスした玉ねぎ、1センチ角にカットしたピーマンとパプリカを加えて炒める。
【2】具材がしんなりしたらミニトマトを加え、さらにリエットを手でほぐしながら入れる。
【3】塩・こしょうで下味をつけた溶き卵を流し入れ、半熟状になるまでかき混ぜる。一旦さらに取り出しフライパンをかぶせて戻入れて焼けば出来上がり。
リエットサラダレシピ
材料(4人分)
- リエット…100g
- じゃがいも…3個
- たまねぎ…1/2個
- オリーブの実…5~10個
- サラダ菜…4~5枚
- トマト…1個
- ゆで卵…1個
★調味料
- マヨネーズ…大さじ2
- オリーブ油…大さじ1
- 塩・こしょう…各適量
- 酢…小さじ1
作り方
【1】ゆでたじゃがいもを粗くつぶし(皮付きでもむいてもお好みで)、たまねぎはスライスし水にさらし、水けをよく切る。
【2】つぶしたじゃがいもに、リエット、たまねぎスライス、オリーブの実を加え、マヨネーズ、オリーブ油、塩こしょう・酢を加え混ぜる。
【3】【2】を器に盛り付け、サラダ菜、クシ切りしたトマト、4つ割したゆで卵を飾ればできあがり。
リエットは脂分が多いが酢を入れることで味がしまっておいしくなる。
エナフ リエット エナフ |
その他の加賀田京子さんのレシピ
ちょっと前のゆうどきネットワークで常備菜特集やってたときの「リエット」っての作ってみた。冷蔵庫で1ヶ月保つらしい。 pic.twitter.com/fcyamEUAWi
— ねいさん (@nei_3) 2013, 3月 10
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