2013年3月21日放送のNHKあさイチ!ではセラピードッグの認知症予防効果などについて解説されていました。
セラピードッグとは?
セラピードッグとは病気や障害のある人の心のケア、リハビリのサポートなどの専門の訓練を受けている犬のこと。
このセラピードッグが認知症に大きな効果をあげている。
セラピードッグで認知症予防
番組では11年前からドッグセラピーに取り組んでいる岡山県の介護老人保健施設を取材。
ここには専門の訓練をうけたセラピードッグが6頭常駐していて、認知症の入居者たちのケアに取り組んでいる。
ドッグセラピーによって大きな変化をみせている89歳の男性は認知症を患って普段はあまり自分から動こうとはしない。主治医は車椅子の運動を促そうと去年からドッグセラピーを導入した。
セラピーは周に2〜3回。大好きな犬が近づいてくると途端に表情が変わり笑顔になる。セラピーの時間は1回30分。男性はその間ずっと犬に話しかけていた。犬と別れた後も自ら車椅子を動かし職員を驚かせた。
この施設では4ヶ月にわたりドッグセラピーを受けた10人の患者を追跡調査した。その結果バイタリティーインデックス(意欲の指標)と呼ばれる指標が10点満点中2.3ポイントから5.6ポイントにアップ。セラピーが認知症患者の意欲を上昇させる可能性があることがわかった。
理事長で医学博士の生長豊建さんは「犬と一緒に歩きたい。だから歩く。それがドッグセラピーの効果の特徴。犬に好かれたい、犬と楽しい時間を過ごしたい。そういう思いが自発的に心のなかに出てくる。」と話していた。
ドッグセラピー(動物介在療法)を行っております-高松アクティブホーム-NPO法人介護高齢者ドッグセラピー普及協会
いのちをつなぐ: セラピードッグをめざす被災地の犬たち (ノンフィクション・生きるチカラ) 大木トオル 岩崎書店 |
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昨日深夜の『心の扉をひらく犬〜セラピードッグと認知症』というドキュメント番組。身体的な機能は残っているのに認知症が故歩行できない方や何事にも無反応な方、しきりに怒っている方等が、介助なしに自ら歩行したり笑顔がみられるようになっていた。アニマルセラピーって凄い。
— minyicecream (@minyicecream) 2011, 9月 15
ドッグセラピー; 動物を使った治療方法であるアニマルセラピー。高度に訓練されたセラピードッグを介在させることにより、高齢者や認知症、自閉症など障害を持つ人の心や身体のリハビリテーションに。人々が犬と触れ合うことによって精神的な癒しを得られ、傷ついた心の回復にもつながる。
— 優しいうた yukio ando (@yukioandomusic) 2011, 8月 8
テレビの特集で認知症の音楽療法&ドッグセラピーやってた。要は本人が一番輝いてた時のことを思い出す事が重要、と終結。そういえば、映画「パーソナルソング」のトークショーで全く同じことを湯川れい子さんが話されてた。
— しーたん (@rose_rosarium) 2015, 2月 16
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