2012年11月8日放送の日本テレビ・秘密のケンミンSHOW(ショー)では、兵庫県民のヒミツの粉ものとして、兵庫県神戸市のお好み焼き屋さん「ふじ」と「ひかり」「さくら」のお好み焼きのり巻きが紹介されていました。
神戸市に住む兵庫県民のヒミツの粉もの!のり巻き
兵庫県民の石野真子さんによると、神戸市周辺に住む兵庫県民はお好み焼きを丸々1枚のりで巻いた「のり巻き」が大好きなんだそうです。
のり巻きといえば鉄火巻きやかっぱ巻きなどの細巻きや、様々な具が入る太巻きなどがあるが、何れにしてものりで巻くのは酢飯が定番。粉物をのりで巻くなど聞いたことがない。しかし神戸のお好み焼き屋さんではメニューにのり巻きがある。
番組では「ひかり」の、のり巻きお好み焼きの作り方を紹介。
のり巻きお好み焼きレシピ
材料
- キャベツ
- ネギ
- 豚肉
- ダシで溶いた小麦粉
- 粉がつお
- 天カス
- 板海苔
- ソース
作り方
(1)キャベツとネギ、ダシで溶いた小麦粉を混ぜる
(2)(1)の生地を鉄板に流しこみ、その上に粉がつお・豚肉・細かく刻んだ天かすをのせ、コテでひっくり返す
(3)(2)の上からソースをたっぷりかける
(4)板海苔に(3)のお好み焼きをのせ、コテで太巻きのように巻く。それを包丁で切り分ければ出来上がり
ポイント
一般的にお好み焼きの生地には卵が入るが、昔ながらの神戸のお好み焼きには卵が入らないことが多い。そのためメニューには何々玉ではなく、何々焼きと表記されている。
卵入りにお好み焼きに比べドロッとしている食感になるのが特徴。
なぜ兵庫県民はお好み焼きをのり巻きで食べているのか
最も古くからのり巻きを提供する「ひかり」の3代目女将によると、「ひかり」のり巻きは初代の女将が60年くらい前に作ったもので、お好み焼きを持ち帰りするお客さんが多かったので、食べやすいようにのりで巻いたそうです。
しかし、のり巻き誕生の理由はお店によって異なることが多く、その発祥は定かではないが、現在神戸市周辺のお好み焼き屋さん18店舗以上でのり巻きが提供されていることがわかっている。
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