2013年1月24年放送のNHK首都圏ネットワーク「暮らしなっとく」では、東京都港区のカイロプロティック院の碓田拓磨さんが猫背改善ストレッチのやり方を紹介していました。
猫背解消ストレッチのやり方
(1)手のひらが上を向くようにお尻の後ろで指を組む。
(2)胸を開くように肩を目一杯後ろにひく。
(3)この状態で鼻から息を吸い、口から吐きつつ頭を後ろに倒していく。
猫背に一番なりやすいのは背骨の上の部分。この部分の丸まりを後ろに反る機会を作ることが大切。肩を十分に引いたうえで、頭を後ろに倒すと背骨の関節が動いてくれる。
ストレッチの効果
このストレッチを1年間毎日続けた山田さんは姿勢がよくなっていた。
山田さんは以前から首から肩にかけてよくこることがあり、ひどい時は頭痛にまで発展することが合ったが、それらがだいぶ和らいできたそうです。
碓田さんは「少しずつでも真っ直ぐな姿勢を取り戻すにはストレッチをやるのが一番の近道かと思う」と話していた。
簡単猫背のチェック方法
体を背中につけるだけ。後頭部と肩・お尻の3点が壁にしっかりついているのが正しい姿勢。
猫背は見た目の問題だけではなく体に色々な悪影響をおよぼす
昭和大学病院整形外科医師の平泉裕さんによると、猫背の人はつ疲れやすいそうです。
頭は体の1/6くらいの重さがあるので、支えている筋肉がだんだん疲れてきて肩がこってくるというのが一番多く、肩こりだけではなく頭痛や腰痛も引き起こす。
さらに猫背の状態だと胸が閉じたような形になるので、大きく肺を膨らませて呼吸していないような習慣つくってしまう。そのためかぜをひいてたんをうまく吐き出せない、ばい菌が入ってもうまく吐き出せないということが原因で風邪をこじらせて肺炎になってしまうこともある。
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