2013年3月22日放送のTBS中居正広の金曜日のスマたちへ(金スマ)「奇跡が起きた…近視・老眼が治る!奇跡の視力回復コンタクトレンズ」では手術一切なしでつけてるだけで視力が回復するコンタクトレンズ「オサート」が紹介されていました。
視力回復コンタクトレンズ「オサート」とは?
オサートとは専用のコンタクトレンズを夜眠る際に装用することで昼間裸眼で過ごせるほど視力を回復させる治療法。
オサートを開発したのは三井メディカルクリニック院長の三井岩根さん。筑波大学卒業後アメリカ航空宇宙局「NASA」へ。その後、脳や眼の研究を進めた三井氏は東京赤坂で13年間視力回復治療を行なっている。
国民栄誉賞を受賞したロンドン五輪金メダリストの吉田沙保里選手も愛用していて、世界48ヶ国以上の人々がオサートを求めて殺到し、現在3ヶ月待ちなんだそうです。
オサートの効果
番組では高畑アナウンサーが実際にオサート治療を44日行った。
治療前は右目0.001、左目0.01、両目0.02と強い近視・乱視だったが、44日後には右目0.9、左目0.9、両目1.2まで回復した。
さらに春香クリスティーンさんが39日治療した結果、右目0.03→0.9、0.03→左目0.7、両目0.04→1.0まで回復した。
たんぽぽ白鳥久美子さんが44日治療した結果、右目0.02→2.0、左目0.06→2.0、両目0.08→2.0まで回復した。
オサートの費用
初期費用に約4000円、レンズ作成代に約38万円(両目)、治療段階に応じて必要なレンズの費用が約8万円(両目)、3年毎にレンズを新しくするのに約10万円(両目)かかる。
診療の流れと治療費 | オサート®- オルソケラトロジーの限界を超えた治療法
オサートの仕組み
通常人の目は平らな角膜から光が入り、網膜上で焦点が合うことで物を見ることができる。しかし近視になると角膜が丸く変形していしまう。その結果網膜上で焦点が合わなくなり物がぼやけて見えてしまう。
そこでこのオサートレンズをつけると、丸まった角膜を寝ている間に本来の平らな状態に形成。レンズを外しても角膜は平らな状態で癖がつくためものがよく見える。
乱視とは眼の角膜がデコボコの状態になってしまうため角膜に入った光が2箇所以上で焦点を結ぶ状態のこと。そのため物がぼやけて見えてしまう。だがそんな乱視に対しても視力回復治療コンタクト「オサートレンズ」を使えば、角膜を平らな状態に戻し、レンズを外しても角膜にくせがつくため物がよく見えるようになる。
老眼は水晶体の調節力が低下しピントの合う範囲が狭くなる状態のこと。あらゆるレンズの形状に対応できるオサートを使えば老眼も治すことができる。
人によって目の状態は様々。その人に最も適した世界でたった1枚しかないレンズを作る。
まずは目の検査を行う。視力測定はもちろん、角膜の形状や屈折の度数など検査の数は15種類。この検査結果を元に1ミリの1000分の1の単位である「ミクロン」レベルでレンズを作成する。
オサート治療で重要なポイントは睡眠時間
睡眠を6〜7時間ほどとることが適正とされ、それより短いと角膜に十分なクセをつけることができない。本来なら近視で丸まった角膜の上に、長時間オサートをつけることでそれを外しても平らな状態をキープできる。
オサートで目を強制しやすいのは若年層
角膜が柔らかく水分量が多い若い目のほうが角膜にカタがつきやすく、子供の時に治療を受けていればおとなになっても近視が進行しづらい。そのため幼い子供を持つ親からの支持も多く、患者1万3000人のうち、およそ40%にあたる5000人が18歳以下。
レーシック治療を受けた後視力が低下した人治すことができる
レーザー治療では角膜の一部をレーザーで削り取るのだが、それを何度も行うと角膜が薄くなりすぎてしまう。そのためレーザー治療は2日位程度が限界と言われており、その後視力が低下した人の目もオサートは治すことができる。
医師医学博士の吉田統彦さんは「何度でもやり直しが効く。やめてしまえば全く元通り。これは患者さんが試してみやすい。そういったメリットがあると思います」と話していた。
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