やわらか湯たんぽ【ヒットの泉12月2日】日本初の柔らかい湯たんぽ

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2012年12月2日放送のテレビ朝日・ヒットの泉〜ニッポンの夢ヂカラ!〜「あったか節電グッズ」では、日本発の柔らかい湯たんぽ、やわらか湯たんぽが紹介されていました。

この冬大注目!日本初の柔らかい湯たんぽ

湯たんぽといえば昨年ヒットしたあったか節電グッズ。その中でもこの冬大ブレイクが予想される日本初の湯たんぽがあるという。それが日本発と言われるやわらか湯たんぽ(6300円:肩用タイプ大)。

日本初の理由はその名の通りの柔らかさ。柔らかいから体にフィットしとっても便利。


柔らかさの秘密は?

番組ではやわらか湯たんぽを製造する大分県国東市国東町のヘルメット潜水株式会社の伊賀正男代表取締役社長を取材。ヘルメット潜水では中学校の跡地を利用して湯たんぽを使っているとのこと。ヘルメット潜水と、海の中でヘルメットやウェットスーツを着て護岸工事などを行う際の潜水方法。そのようなヘルメット潜水の機材一式を扱っていたのでヘルメット潜水という名前にしたそうです。

このやわらか湯たんぽはウェットスーツの素材で作っているので柔らかいんだそうです。湯たんぽに必要なことは保温のための断熱性。真冬の海で大活躍のウェットスーツの素材は断熱性・伸縮性に優れ、日本初の柔らか湯たんぽ作りを可能にした。

柔らか湯たんぽの使い方はキャップを外して、専用のろうとをねじ込み、800ccのお湯を入れてキャップをして肩につければOK。体感温度はお風呂に入ったような感じが持続するそうです。

肩用以外にも足用、腰用、目元用など用途に合わせて様々なタイプがある。

開発のきっかけは会社の存続危機

開発のきっかけは会社の存続が危機だったことにあるという。公共工事の減少でヘルメットの受注が減少。ウェットスーツの製造に絞ったが安い海外製品に押されてしまう結果に。年々利益が出なくなり赤字続き。湯たんぽになったきっかけは社長の姉が湯たんぽgあ見直されてすごい売れているということを聞き、ウェットスーツの素材で湯たんぽを作ったら絶対おもしろいものができると思い柔らか湯たんぽを作るようになったそうです。

この伊賀社長のひらめきは見事に大ヒット。やわらか湯たんぽは発売以来6万個以上を売り上げ、沈みかけたヘルメット潜水を救った。

やわらか湯たんぽの作り方

最初のウェットスーツの材料が暖かさのポイント。特殊なゴムの中には空気の泡があり、これが熱の伝わりを緩やかにし暖かさが持続する。基本的な作り方はウェットスーツと同じ。生地を様々な形に型抜した後、それらを組み合わせて一つの湯たんぽが作られる。

お湯の注ぎ口を取り付け、接着剤で貼りあわせ、ミシンで縫って補強する。こうしてやわらか湯たんぽは廃校を利用した工場で手作業で作られていた。

湯たんぽを作るので一番苦労したのはお湯の注ぎ口。熱湯でも変形しないホット用ペットボトルの飲み口に目をつけ、そのまま湯たんぽに取り付けた。しかし最初の年に売れ出し、夏に入るとペットボトルが手に入らなかった。

このままではせっかく人気が出たのに湯たんぽをたくさん作ることができない。そんなとき大分ビジネスプラングランプリという企業コンテストの話がまいこみ、入賞者には補助金がもらえると聞き、わらをすがる気持ちで参加した。ナイスなプレゼンの結果奨励賞を受賞。350万円の補助金でペットボトルの金型を作成。やわらか湯たんぽの大量生産が可能になった。

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