2015年3月3日(火曜日)放送のTBS・あさチャンでは、東京女子医科大学東医療センター整形外科の肩関節治療の専門医・神戸克明准教授が肩こりのタイプや解消法などを解説していました。
春先に要注意の肩こり
肩こりとは肩の筋肉が緊張し血液の流れが悪くなり痛みを引き起こすこと。不自然な姿勢を長く続けたり、精神的なストレスにより引き起こされる。
この辛い肩こりはこれからの季節こそ要注意。
神戸さんは「特に冬から春にかけて気温や気圧の変化で自律神経が乱れると肩こりが悪化する人が増える。」と話す。
また春は環境の変化が多い時期。就職や職場内の異動による「生活環境の変化」、花粉症などによる「体内環境の変化」。こうしたストレスが肩こりを悪化させる。
この時期に肩こりを訴える人は花粉症や冷え性よりも多い。
肩こりは日本人の約4割が悩んみ、特に女性に多いことがわかっている。
肩こりの主な原因は肩甲骨のゆがみ
原因の一つとして肩甲骨の歪みが考えられる。人間の頭は6~7kg、ボーリングのボールほどの重さがある。
肩甲骨はそれが落ちないように、凧の糸を寄せるような糸巻きの働きがある。さらに落ちないように微妙に調節しているので歪みとして残りやすい。
肩こりのタイプと見分け方
扉タイプ
肩甲骨扉のように外側に開いているタイプ。
スマートフォンやパソコンなどで長時間下を向いている人に多い。男性に多い。
見分け方
両手を前に合わせて顔の前に上げる。肘がつかない、肘がアゴまで上がらない人は扉タイプ。
おじぎタイプ
片側の肩甲骨が前に傾くタイプ。
左右のバランスが悪い人に多い。主に女性に多い。
見分け方
片足立ちをして、上げた足を直角に曲げてキープする。10秒立ってぐらぐらするひとはおじぎタイプ。背骨がゆがんでいる。
八の字タイプ
肩甲骨の下部が左右に開く。加齢によって肩甲骨の炎症を起こして痛む。高齢の男性に多い。
見分け方
両肘を脇につけ、腕を左右に広げる。45度以上開かない人は八の字タイプ。
肩こりを解消するペンギン体操のやり方
- 1
- 両手の先を斜め仕手に向けて体の後ろに回す。
- 2
- 羽ばたくように腕を近づけ、離す。10回繰り返して3セット、朝夜行う。肩甲骨を寄せるイメージで行う。
背筋を伸ばして行う。前かがみになってはダメ。
肩甲骨の上の筋肉の緊張を緩める。
肩こりがある人は腕を後ろの向けた時に、肩幅にならないで広がってしまう。
おじぎタイプに効果的なロケット体操のやり方
- 1
- 両腕を頭の上に伸ばし手を合わせる。
- 2
- 真横にゆっくり倒し5秒キープ。左右倒すのを1セットとして3セット。朝夜行うと良い。
腕は体と平行にして息を止めないで行う。
肩甲骨のゆがみを元に戻す。
肩こり解消に必要な睡眠時間は6時間半から8時間
肩こり解消に一番大事なものは睡眠。
肩こりは肩の周りの筋肉が酸欠の状態。酸欠の状態が続くと肩こりが長く続きやすい。
酸素を与える、充電するという意味で6時間半から8時間の睡眠をとると筋肉が修復してくる。
長く寝過ぎると腰が痛くなるので適度な睡眠が重要。
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