2015年4月22日放送のフジテレビ・ホンマでっかTV「これを知っておけば未然に防げる!近年急増している現代病ランキング」では、総合医療評論家の亀井眞樹さんがストレートネックの予防法などを紹介していました。
ストレートネックとは?
ストレートネックとは本来は前方に湾曲している首の骨が文字通り真っ直ぐになってしまう状態のこと。
首は脳から送られる様々な神経や血管が通る場所。ここに障害が起きると全身に影響が出てしまう。ストレートネックでは顕著に出る。
なぜ現代に増えてのか?
ストレートネックの主な原因は姿勢。近年のパソコンの長時間使用による姿勢の悪化が大きな原因になっている。
首の骨の変形は昔は老人病だった。現代は20~30代の女性に増加している。
なぜ女性に多いのか?
首はほとんどが筋肉でできている。女性は男性に比べて筋肉の量が少ないので、姿勢悪化による首への負担が男性よりも大きい。
ストレートネックの原因となる姿勢
正しい姿勢での骨の状態は、腰の骨が前方に張り出し、胸の背骨が後ろに張り出し、首の骨は前方に張り出してS字の形になる。
悪い姿勢での骨の状態は首の骨が真っ直ぐになっている。
足にノートパソコンを乗せアゴを突き出している姿勢や、立ってうつむいた状態でタブレットなどを操作している姿勢がストレットネックの原因となる。
長い時間このような姿勢をしていると、悪い姿勢に適合しようと骨格帯が不都合な状態に変化してしまう。いぜ良い姿勢をとろうとしても首の骨は真っ直ぐのままになっている。
ストレットネックによる日常生活への影響
- 首の痛み・肩こり・頭痛・耳鳴り…なかなかとれない頭痛や耳鳴りはストレートネックが原因のことがある。
- 手のしびれ感・麻痺、吐き気…夕方近くになって仕事をしているうちに吐き気がある場合ストレートネックになりかけている可能性がある。
- 首の痛みで寝られない・寝違えやすい
- 首を傾ける・回すなどの刺激でめまい・失神する場合もある…命の中枢・脳幹の血流を養っているのは椎骨動脈という細い動脈。骨がずれると椎骨動脈を圧迫し、最悪の場合脳梗塞を起こす恐れもある。
ストレートネックの予防法
ストレートネックの予防で一番大事なのは良い姿勢をとること。筋肉の緊張をとり姿勢が元の状態に戻りやすい状態にしてあげることをまずやる。
首周りの緊張をほぐす方法
- 1
- 両手を上に上げ、右腕を前回し、左腕を後回しにする。これを1分間行い、逆回しでも1分間行う。
マッサージ師の30分施術と同程度の血流改善効果がある。
温かくなったら血流が良くなった証拠。筋肉をほぐしてから正しい姿勢を体に覚えさせる。
簡単に姿勢を正す方法
- 1
- 左足を少し上げ、胸を開くように両側を外側に広げる。
- 2
- 【1】の状態のまま手足を下ろす。これが正しい姿勢。
筋肉を柔らかくしないと正しい姿勢を覚えさせることが出来ない。悪い姿勢は肩を内側に巻き込んでいる。それを開くように反らせると良い姿勢になる。
睡眠中に首をサポートしてくれるストレートネック枕も効果的。
その他のストレートネックの治し方
ストレートネックの治し方|酒井慎太郎のテニスボールを使った改善法
番組を見た人の感想
ほんまでっかTV!でストレートネック症候群のネタ。ストネ歴10云年のワタクシが断言します。ダンベル運動!これに限る。とにかく首と肩周りに筋肉つけるとあら不思議、嘘のようにピッタリと。やれマッサージだ鍼だと100万を超える浪費をしてきた経験者の言葉。信じるか信じないかはあなた次第。
— たなはら りうら (@tanaharariura) 2015, 4月 22
ホンマでっかTVでストレートネックは「昔は老人病だったが、現在は特に女性(20~30代)に多い現代病」って言ってたけどな、俺は「男だし、若いし、こんなにがっちりした体してるのにね。普通女性がなるんだけどねこれ」って苦笑いしながらストレートネックって診断されたの高校生の時だからな!
— オヴェント・アスター (@hiloki_00) 2015, 4月 22
ホンマでっか見てるが、数年前に寝違いやすいって整形外科行ったらストレートネックだと判明し、ついでになで肩だってのもレントゲンで見せられた。普通は首の骨の数が7個のなのに8個写ってるって。ウチ、妹もストレートネックなのよねぇ…
— 愛羽☆めう☆絶賛想い出迷子中 (@meuchang) 2015, 4月 22
ふーん、ホンマでストレートネックの話。はい、私は10数年前からストレートネックでこんな状態続き、交互の腕肩回しもしてるしストレッチもしてるしカイロで筋肉や骨の矯正をしてもらっていた。今は交通事故の大怪我で更に被って悪化し矯正できない箇所もあるんだな・・・
— Yumiko.A (@kikimomoco) 2015, 4月 22
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