NHKあさイチ ガソリンを節約しつつ車内温度を暖かく保つ方法【12月1日】

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2014年12月2日(火曜日)放送のNHKあさいち「スゴ技Q 今こそ知りたい!冬の災害対策術」では、ガソリンの消費を抑えるエコドライブの達人、省エネルギーセンターエコドライブ推進室長の谷口正明さんが、ガソリンを節約しつつ効率のよい暖房テクニックを紹介していました。

アイドリング1時間で1リットルガソリンを消費する

アイドリングをしながら暖房をずっとつけているのは得策ではない。アイドリング状態で車を止めてエンジンをかけているだけで1時間あたり1リットルのガソリンを消費してしまう。

そこでおすすめなのがアイドリングを5分くらいして空気が暖まってきたら、エンジンを切る方法。

ガソリンを節約しつつ車内を暖かく保つ方法

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車を止めた状態でエンジンをオンにしてアイドリングを開始。この時に大切なのが温度調整と風量の調整。温度設定は最も高く、風量も一番強くするのがポイント。
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5分後、エンジンを切って電気だけ使える状態にする。エアコンはオフ、内気循環にして送風を「弱」に設定し、アイドリングと同じ5分程度送風するのがおすすめ。風が冷たくなってきたら止める。

エンジンを止めた後温かい空気を取り入れるときはファンを弱にして電気の使用量も考えたほうが無難。送風が強のままだとバッテリー切れになる恐れがあるのでNG。

効果は?

番組ではエンジンを切った後、送風を「弱」と「止める」に設定した場合の車内温度を比較。時間は夕方6時、外の気温は14度。社内の温度計は15.1度。

送風を弱にした場合

アイドリングをして温度をMAX、風量を最大にし5分、車内の温度は24.9度まで上昇。

エンジンを切って送風を「弱」にして5分、車内の温度は0.8度だけ低下した。

送風を「止める」場合

5分間のアイドリング後、車内の温度は24.9度に上昇。

エンジンを切って送風を止めて5分後、車内の温度は2.6度も低下した。

弱で続ける場合に比べ、送風を止めた場合は3倍以上も温度が低下した。

NHKあさイチ ガソリンを節約しつつ車内温度を暖かく保つ方法【12月1日】

車はエンジンを止めてもエンジンはすぐには冷えない。エンジンは温かいので、その予熱を送風によってうまく車内に取り組むのが効果的。

送風を「弱」で続ければ長い時間、省エネで暖かさを保てる。

※バッテリーの状態は常に注意する。

エンジン内の空気が温まっているので、その暖まった空気を出来るだけ社内に取り込む。送風のファンを強にしてできるだけ取り込むことが重要。

送風時のポイント

エアコンはオフにして内気循環にする。外気導入にしてしまうと外の外気が入ってきてしまう。

空気が悪くなるので、換気は定期的にする。

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