2013年1月24日放送の秘密のケンミンSHOW(ショー)」では、青森県の秘密のごちそうとして、そばかっけ鍋のレシピ/作り方を紹介していました。八戸市周辺に住む青森県民は、小麦粉の生地をしゃぶしゃぶ風にしてにんにく味噌で食うかっけが大好きなんだそうです。
かっけ鍋の作り方
材料
大根・豆腐・白菜・お湯・そばかっけ・にんにく・みりん・味噌・砂糖
作り方
(1)鍋にお湯・豆腐・大根・白菜を入れる。かっけは1/4にカットする。
(2)にんにくをすりおろし、味噌・砂糖・みりんと混ぜ合わせてにんにく味噌を作る。
(3)かっけを鍋に3分ほど入れ、にんにく味噌につけて食べる。
かっけの作り方は、うどんなどと同じく、小麦粉やでんぷんを練り上げ、熟成させたものを機械に通しておよそ2ミリの厚さに伸ばす。
なぜかっけを食べるのか
郷土料理に詳しい林恭子さんによると、かっけは少なくとも江戸時代には食べられていたそうです。元々この地域は夏場にやませという冷たい風がふいて、稲作がうまくできない。そういったことからそばや小麦などの、分食文化が非常に栄えた地域であると言われている。
そのうどんや麺を作る際にでる切れ端を利用したのがかっけのルーツ。質素な昔の食卓のままに、かっけの時にはおかずが並ばないとされている。
かっけという名前の由来はは、南部地方の方言で「かぁけ」。かぁとは「さあ・ほら」という意味で、「け」は「食え」という意味。
つまりかっけはほら食べなさいという意味。
また塩をふってポテトチップス風に食べたり、ひき肉と味噌をかっけで包んで揚げたりと、かっけを他のバリエーションで召し上がる方もいるそうです。
その他のかっけレシピ
32.そばかっけ – 郷土料理ガイド「あおもり食の文化伝承財レシピ」
青森の郷土料理そばかっけのレシピ|東北牧場
くたくた汁応用編『そばかっけ』
かっけ – 岩手県生めん協同組合
そばかっけクリスピーパイ
揚げ餃子ならぬ、揚げかっけ☆
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