みんなの家庭の医学 LOH(ロー)症候群の原因と症状【5月21日】

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2013年5月21日放送のテレビ朝日・たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学「意外な新事実を発見!夫婦関係に潜む病になる原因SP」では、LOH症候群に詳しい帝京大学医学部附属病院泌尿器科准教授・井手久満先生がLOH症候群について解説していました。

LOH(ロー)症候群とは?

LOH(ロー)症候群とは、男性ホルモンの一種「テストステロン」の分泌が低下することで発症する男性特有の病のこと。

女性が女性ホルモンの現象から更年期障害になるのと同様、中高年になった男性も更年期障害を発症することが近年明らかに。

日本では250万人以上の潜在患者がいると言われている。

LOH症候群の特徴的な症状

  • 異常発汗などの身体的症状
  • イライラなどの精神的症状
  • 性欲低下などの性機能障害

また男性ホルモン値が極端に低い人はメタボリック症候群になる確率が約3倍。糖尿病の発症率も高く、死亡リスクはおよそ3割も高くなるというデータもある。

しかしいまだこの病の認知度は低く、症状が現れていても病気と自覚していない患者が大半という現状。

LOH症候群の原因

LOH症候群の最大の原因は加齢。一般に男性ホルモンの分泌量は20歳を境に低下するもの。しかし実際にLOH症候群と診断された男性のテストステロン値は3.7。40代平均を大きく下回り、70歳以下まで低下していた。

ストレスが男性ホルモンが低下させる原因に

なんらかのストレスが男性ホルモン急激に低下させ、発病の引き金になる。

無自覚ストレス

無自覚ストレスとは病気や事故・離婚などはっきりしたことがきっかけとなるストレスではなく、日常生活の何気ない局面で受けるストレスのこと。本人に自覚がないため発散することもできずどんどん蓄積されていく危険なストレス。

40代〜50代は要注意

40代〜50代は要注意というデータもある。40〜50代という年齢が家庭のみならず仕事でも責任のある立場にあって日々大きなストレスを感じやすい。そのため年齢以上にホルモンが低下していることがある。

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