2015年1月20日(火曜日)放送のTBS・マツコの知らない世界「マツコの知らない加湿器の世界」では、体当たり家電ライターの藤山哲人さんが数ある加湿器の中から本当に自分に合った加湿器の選び方などを紹介していました。
後悔しないための加湿器の正しい選び方
冬真っ只中のこの時期、部屋の湿度はたった20%台。しかもインフルエンザの感がピークを迎えるのが1月から2月。インフルエンザにかかりづらいと言われている湿度50%以上を維持するためには加湿器は欠かせない。
加湿器は超音波式、気化式、ハイブリッド式、スチーム式などの種類がある。ライフスタイルや家族構成に合わせて買う加湿器は変えなければいけない。
超音波式とスチーム式は蒸気が目に見え、超音波式は冷たい蒸気、スチーム式は温かい蒸気が出ている。気化式とハイブリッド式は蒸気が目に見えない。
加湿力は超音波式=気化式<ハイブリッド式<スチーム式。
電気代の月額平均(1日8時間使用した場合の電気代/商品によって異なる)は超音波式が144円、気化式が168円、ハイブリッド式が1152円、スチーム式が1320円。加湿力が強いほど電気代が高い傾向がある。
お手入れ頻度は超音波式が1週間に1回、気化式とハイブリッド式がが1か月に1回、スチーム式が2ヶ月に1回
加湿器は水を使っているので掃除しないとカビが生えやすい。洗わないとカビ菌が飛んでしまうので危険。
4タイプ別おすすめ商品
ずぼらな人におすすめ!スチーム式
スチーム式のおすすめは「三菱重工 roomist スチームファン蒸発式加湿器」
おすすめのポイントは蒸気が熱くなく、わずか1分で加湿できること。
湯沸かしタイプだとお湯が沸くまで10〜15分かかるが1分で加湿がスタートする。蒸気が熱くないので子供のいる家庭でも安全。だいたい50度以下の蒸気が出ている。
その他にも「±0 Steam Humidfier(メーカー希望小売価格:12,960円)」、「象印マホービン EE-RJ50(メーカー希望小売価格:21,600円)」などを紹介していました。
スチーム式のメリット
- スチーム式は加湿力が強い。
- お湯をわかすので中にカビ菌がいても死滅するのでお手入れの頻度が少なくて済む。
スチーム式のデメリット
- 電気代が高い。
- 熱い湯気が出るため幼児のいる家庭には不向き。
インテリア感覚で置くならこれ!超音波式
超音波式のおすすめは「cado(カドー) 超音波式加湿器」
超音波式なのに加湿力が強く、菌が出にくいのがおすすめポイント。蒸気の出る位置が高く、近くのものが濡れにくく、給水が簡単。またお好みのアロマも楽しめる。
マツコ・デラックスさんはこの加湿器を使っているそうです。
その他には「APIX SHIZUKU Plus+ (メーカー希望小売価格:4980円)」を紹介。雑貨屋さんでどこにでも売っているようなメジャーな加湿器。
超音波式のメリット
- 電気屋だけではなく雑貨屋などでも手軽に買える。
- 値段が安いので2代目、3代目に最適。
- コンパクトなので仕事用にも使える。
超音波式のデメリット。
- 頻繁なお手入れが必要。
カビの繁殖を防ぐ超音波式のお手入れのポイント
- お手入れブラシで特に振動を起こす部分の汚れを落とす。
- 約40度のお湯で洗う。高すぎるとプラスチックがダメに成ってしまうので注意。
- 洗った後完全に乾燥させカビ菌を死滅させる。丸1日くらい放置していくと良い。
最初に買うならこれ!気化式とハイブリッド式
ハイブリッド式おすすめは「ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器」
ダイニチ工業は暖房を作っている新潟のメーカーで、モーターが小型化されいるのでハイブリッド式なのに電気代が安いのがポイント。
省エネ産んてモードを使うと月に100円程度済む。また運転音が静かで寝室にも最適。
気化式のおすすめは「パナソニック FE-KXK05(オープン価格:26,000円前後)」
おすすめポイントは電気代が安く加湿力が高いことと、フィルター交換が10年不要なこと。
気化式&ハイブリッド式のメリット
- 蒸気が熱くないので子供も安心。
- シャープやパナソニックなどの大手メーカーの製品が多くどこの店でも買える。故障した時の修理もしやすい。
ハイブリッド式と気化式の違い
どちらも内部に水を吸い込むフィルターが入っていて、そこにファンで起こした風を当ててその湿気を室内に飛ばして加湿している。
気化式は冷風で湿気を飛ばすので電気代は安いが加湿力はやや弱い。
ハイブリッドは温風で湿気を飛ばすので電気代はやや高いが加湿力は強め。
最先端!おしゃれ加湿器
加湿器は家電の中で飛び抜けてデザイン化されている。10~11月あたりからリビングに出し始めて3月くらいまで長期間出しておくので、インテリアを壊さないようにデザインが急激に洗練化されてきている。
おしゃれ加湿器のおすすめは「BALMUDA Rain(スタンダード) メーカー希望小売価格:46,440円」
加湿器に見えない形状と、他にはない操作方法、上から直接水を注げることなどがおすすめポイント。丸洗いが可能なのでお手入れが簡単。
意外と知らない加湿器の正しい置き場所
効率的な加湿をするためには、エアコンの直下(風の当たらない所/1m以内)に置くのがベスト。
湿気った空気が上に上がって、それをエアコンが部屋全体に撒いてくれる。
避けるべき場所
- エアコンの風が直接当たる場所…加湿器の温度センサーが誤作動してしまうため、エアコンの風が直接当たる場所は避ける。
- テレビなどの電化製品の近く…水滴がついてしまう。
- 窓の近く…結露してしまう。
加湿器を使う上での注意点
必ず水道水を使う。水道水の中には塩素が入っておりその塩素が水を腐らないようにしている。ミネラルウォーターだと1~2日で腐ってしまう。
家電マニア藤山哲人
藤山哲人さんはこれまで500代以上の家電の性能をオリジナルの測定器などを使って分析した知る人ぞ知る超家電マニア。
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