2013年1月17日放送(再放送21日)のNHKEテレきょうの料理「遅い時間のやさしいごはん 冷え性さんのぽかぽか夜食」では料理家の平山由香さんが和風オートミールのレシピを紹介していました。
和風オートミールレシピ
材料(分量1人分)
- オートミール…25g
- 鶏ささみ…1本(約30g)
- 片栗粉…小さじ2/3
- かぼちゃ…50g(正味)
- 生姜(すりおろし)…小さじ1強
- 細ネギ(小口切り)…適量
- 昆布水…カップ1と1/4
- 酒…大さじ1
- 塩…1つまみ
- 塩・こしょう・醤油…各少々
作り方
(1)鶏ささみは1センチ角に切り、塩・こしょう(各少々)をふり、片栗粉をまぶす。かぼちゃは1センチ角に切る。
(2)半量の昆布水と酒・塩(1つまみ)を鍋に入れて中火にかけて煮立てアルコールを飛ばす。煮立ったら残りの昆布水を加え、鶏ささみ・かぼちゃを加える。煮立ったら弱火にしてアクを取る。
(3)かぼちゃにほぼ火が通ったらオートミールを加えて約2分間煮る。
(4)火を止めてふたをして蒸らし、すりおろした生姜を加え、塩・醤油(各少々)で味を整える。器に持って小口切りにした細ネギをのせれば出来上がり。
生姜で暖かくなる仕組み
生姜で体がぽかぽかになる仕組みを京都大学大学院薬学研究科薬学博士の伊藤美線穂さんが解説。
そもそも食べることは自体自律神経を刺激して消化器官が動いて体が温まる。特に温かいものを食べると高い温度が直接入るので体はより温まる。
生姜にはショウガオールやジンゲロールという成分がある。これは毛細血管を広げて血液の流れを良くしてくれる。体の熱とは主に血液によって体中に運ばれるので血流が良くなると体がぽかぽかになる。
生姜の効果は生のものより加熱したもの、薄く切って乾燥したもののほうが効果が高い。
どのような食材と組み合わせるとより効果があるか
- 豆腐・鮭など良質なタンパク質が豊富な食材…タンパク質は血液をはじめとする体の代謝を活発にしてくれるもの。これをコンスタントにとることで生姜のぽかぽかパワーもより発揮される。
- 人参・かぼちゃ・ネギ・白菜など野菜に豊富なビタミン…ビタミンは代謝を助ける潤滑油のような働きをする。ビタミンをしっかり摂ることで代謝がスムーズに行われ生姜の力が活かされる
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