舌診画像まとめ【紅舌/溝舌/地図舌/白苔舌/歯根】

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2012年5月12日放送の日本テレビ世界一受けたい授業では柿木保明先生が舌の健康診断として舌診について教えてくれていたので紹介します。

舌の状態をみて健康診断をする舌診は、病気などの初期症状を見つける診断方法。
番組では100人の舌と生徒の舌を先生が診断。

紅舌

「世界一受けたい授業」舌診(紅舌/溝舌/地図舌/白苔舌/歯根)柿木保明5月12日

紅舌とは、全体的に舌が赤くなったり、先端だけ赤くなる症状で、この状態の場合風邪を引いている時や、熱が合ったりすることがある。ひどくなると先端だけが赤くなる。
通常舌に流れてくる血液は喉の方から行くが、風邪を引き始めると喉のところの血行が悪くなっていて、血液が行って戻らなくなる。そうすると結果的に先端だけが血がうっ血して赤くなるという症状になる。
トリンドル玲奈さんの場合は端っこの5ミリくらいがちょっと赤くなっていた。
個人差はあるが赤みを帯びてきたら何かしらの喉の症状や腫れが疑われるので、早めの風邪薬やうがいをするなどの予防が大切

溝舌

「世界一受けたい授業」舌診画像(紅舌/溝舌/地図舌/白苔舌/歯根)柿木保明5月12日

溝舌とは舌の所々に溝ができていてしまう症状。多くの場合唾液やリンパ液、血液が不十分になりこの状態になる。溝があるのは血液の成分が少し少なくなったために盛り上がらなくなってしまうから。消化管が弱ったりストレスがある場合に起こる。暴飲暴食をやめるとよくなってくる。

地図舌

「世界一受けたい授業」舌診画像(紅舌/溝舌/地図舌/白苔舌/歯根)柿木保明5月12日
「世界一受けたい授業」舌診画像(紅舌/溝舌/地図舌/白苔舌/歯根)柿木保明5月12日

健康な舌というのは全体的に均一のピンクの状態だが、地図舌は所々少し赤くなったり少し色が抜けているところができる。ストレスを感じたり、アレルギー体質の人によく見られる。例えば生活環境が変わったり、食べ物を食べたりという時に地図舌になったときは何かしらのアレルギーを疑ったほうが良い。

白苔舌

「世界一受けたい授業」舌診画像(紅舌/溝舌/地図舌/白苔舌/歯根)柿木保明5月12日

舌が白くなってしまう状態。これは胃腸や消化器脳が弱った時、荒れている時に見られる症状。舌の表面には糸状乳頭というものがある。猫の舌がザラザラしているような感じで、人間にも同じように無数の突起がある。通常突起は短いのだが胃腸機能が弱ったり乾燥したりしてくると、糸状乳頭が伸びてくる。これ以上ものを送り込まないように、食べないようにするということで、いわゆる防御反応として出てくる症状。糸状乳頭が伸びてくると表面積が増えるので古くなった細胞や老廃物がびっしりくっついて苔のようにへばりついてくる。これが舌苔という舌の苔。舌苔の人は口臭に注意が必要。
うっすら白い状態なら胃腸を改善すれば健康な状態に戻る。菌の影響で症状が進んで黄色くなってしまうと口臭だけではなく、胃腸機能にも何らかの病気が進行している可能性が出てくる。

歯根

歯の形が下の横に付いている症状。こういう方は舌がちょっと大きくなってきているので歯に良くあたりやすい。そのためにくいしばったり、肩が凝りやすい状態になる。体全体の水分が溜まりやすくなっているので、関接が痛くなりやすかったりする。
カラダの中に水がたまりやすい症状で歯が浮きやすかったり、食いしばらないといけなくなっているので、一番簡単な改善方法は水をあまり飲み過ぎないということ。その他に運動をして汗をかくことも効果的。

「世界一受けたい授業」舌ストレッチの方法・やり方・滑舌がよくなる方法・味覚障害 柿木保明 5月12日
舌ストレッチと滑舌が良くなる方法も紹介されていました。

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