2013年1月16日放送のNHKためしてガッテン「歓喜!みかんワールド裏ワザ5連発」では、佐賀県果樹試験場の専門研究員の新堂高広さんがみかんを甘くする方法を紹介。また老舗冷凍みかん会社の松田社長ががおいしい冷凍みかんを作る方法を紹介していました。
みかんは置いておくと酸度が減り甘く感じる
新堂さんによると収穫したみかんを3日間倉庫に入れると酸度が減り甘く感じるんだそうです。
酸度が減る理由はみかんが収穫後もずっと生き続けているため。みかんを入れた容器を密閉し、その中の二酸化炭素濃度を測定すると、どんどん上がっていく。これはみかんが呼吸をしている証拠。
みかんが呼吸をしている時は呼吸のエネルギーとして酸を使うので酸が減っていく。厳しい環境に置かれると呼吸が早くなり、酸がどんどん早く出て行く。
また静岡県三ヶ日町では、みかん専用の蔵があり、ここで数週間から3ヶ月置かれる。このように時間をかけて出荷されるものを貯蔵みかんと呼ぶ。長いこと置けばそれほど酸が少なくなる。
家庭でみかんを甘くする方法
家庭でみかんを保存するとカビが出てしまうことがある。
みかんのカビに詳しい理化学研究所有本裕研究員によると、みかんのかびは傷がないと確実にでないんだそうです。傷があってかつ湿度があるとカビが出るとのこと。
涼しい場所に置き新聞紙で全体を覆う
暖房などのない涼しい場所に置き、みかんを重ねるのは3個まで。フタは開けたまま全体を覆うように新聞紙をのせておけば調度良い湿度にすることができる。
4段以上重ねると箱のなかの湿度が高くなりカビやすくなる。
みかんを揉んで甘くする技
みかんを揉んで1日置くと、酸が減って甘くなる。もんだ刺激がストレスになり呼吸が早くなって酸が減ったと考えられる。
※もんだみかんは傷みやすいので次の日には食べる。
簡単おいしい冷凍みかんの作り方
(1)1度みかんを冷凍庫で凍らせる。
(2)凍ったらすぐに冷たい水にくぐらせる。
(3)冷凍庫に戻す。すると革の表面に氷の膜が出来上がる。これが乾燥を防ぎおいしさを守る鎧担っている。密閉袋に入れておくと日持ちもする。
昨日ためしてガッテンで「みかんワールド、裏ワザ5連発」やってましたけどみかんの色は元気になる色には大賛成です。「れいほくのときめき」や「ふるーつ物語」で甘くなる方法をやったらどこまで甘くなるんだろうと試しています。また冷凍みかんの作り方も目からうろこでした。
— ヨグモグ (@yogmogg) 2013, 2月 12
ガッテンでやってた冷凍みかんの作り方試したら、うまー。
— クロノス (@GBkronos) 2013, 2月 11
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