知覚過敏の予防&改善方法!唾液の分泌量を増やすイーウー体操のやり方【たけしの家庭の医学12月11日】

2012年12月11日放送のテレビ朝日・たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学3時間スペシャルでは知覚過敏の予防&改善方法が紹介されていました。

しみる歯の表面は穴だらけになっている

冷たい水を飲んだ時に虫歯でもないのに歯がしみる知覚過敏。知覚過敏とは何らかの原因で冷たい水などの刺激に歯の神経が過剰に反応し、キーンと歯がしみるような痛みを感じる状態のこと。ある調査によると日本人の70%異常が知覚過敏を経験したことがあるといいます。そんなしみる歯の表面は穴だらけになっているんだそうです。
番組では岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授の吉山昌宏先生に聞いて見ることに。しみている人の歯の表面には無数の穴があいているんだそうです。この穴は電子顕微鏡で見ないと見えない穴で、1000分の1ミリくらいの非常に小さな穴が無数にあいているんだそうです。
写真は以前先生が撮影した健康な歯としみる歯を000倍に拡大した歯の表面

知覚過敏の人の歯には多かれ少なかれこうした歯がボコボコあいているんだそうです。

穴の原因は食事に含まれる酸と食後すぐの歯磨き

そもそも私達の歯はエナメル質と呼ばれるダイヤモンドに匹敵する固さをもつ物質と、その下にある象牙質と呼ばれる柔らかい組織。そして神経や血管が走る部分の3層で構成されている。

この象牙質には栄養を取り入れるための象牙細管と呼ばれる小さなトンネル状の管が無数に走っている。通常この象牙細管は固いエナメル質に覆われ外に出ることはない。ところが極めて固いエナメル質にも重大な弱点がある。それは酸に弱いということ。エナメル質はレモン汁のような酸にさらされると表面が溶け脆くなってしまう。するとちょっとした刺激で剥がれ内側の象牙質がむき出しになり、象牙細管が歯の表面にさらされてしまう可能性がある。これが穴の正体。

こうなると冷たいものなどの刺激が象牙細管を通じて直接神経に伝わり歯が染みるという症状が引き起こされる。

食後にすぐ強く歯を磨くと穴が開く危険性が高まる

食事の直後は酸によって歯のエナメル質が最ももろくなっている状態。そんなときにゴシゴシ強く歯を磨くと長年の間にエナメル質が薄くなって剥がれ、やがては象牙質が露出し、穴だらけの状態を招く危険性がある。

小学生・中学生の人は良いが、中高年になってエナメル質が薄くなっている方は磨り減りがものすごく進んでしまう。

歯を守る救世主 唾液

唾液には歯を守る2つの大きな働きがある。

酸を中和する中和作用

食事の後酸性になった口の中を唾液が中性に戻している。

歯を硬くする再石灰化

酸によってやわらくなったエナメルを再び硬くする働き。また、唾液に含まれるリンやカルシウムなどの成分で作られたアパタイト結晶により、歯の穴(象牙細管)が塞がれる。

歯磨きは食後15経ってから行う

しかし、食後に唾液が働き歯が安全な状態に戻るまでには、少なくとも15分程度はかかると考えられているので毎食後、15分程度経ってから優しく歯磨きをすることが大切。
また、唾液の量も、唾液腺の衰えや薬の副作用、ストレスなど様々な理由で年を取るほど減ってくると言われているので、よく噛んで食べることで、唾液の分泌量を増やすことが大切。

唾液を増やして歯を守るイーウー体操のやり方

(1)口を大きく動かしイーウーという形を作るだけ。

(2)1セットを10回として1日2回ほど行うと良い。

この体操によって唾液腺が刺激され唾液に分泌が促される

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