2015年6月1日(月曜日)放送のフジテレビ・バイキング「ひるたつ」では、著書「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」が100万部の大ベストセラーを記録した、ふくらはぎマッサージの達人・鍼灸師の槙孝子さんがふくらはぎマッサージのやり方を紹介していました。
ふくらはぎは第二の心臓
ふくらはぎは健康と密接な関係がある。
人間の下半身には重力のため血液の70%が集まる。その血液を心臓に押し戻すポンプの役割をしているのがふくらはぎ。
そのためふくらはぎは第二の心臓と呼ばれている。
しかし勝手に動いてくれる心臓とは違い、ふくらはぎは年齢とともにポンプの働きが弱まる。
すると血液がよどみ老廃物が血管の中に蓄積してしまう。
そこでふくらはぎをポイントを押さえてマッサージすることが非常に重要。ポンプ機能が高まり高血圧・糖尿病・ダイエット・冷え性・腰痛など多くの効果が期待できる。
ふくらはぎマッサージで血行改善
ふくらはぎのもむ部分は内側・中央・外側の3か所。
内側の部分のマッサージ
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- あぐらの体勢になり、内くるぶしからひざ下へ、骨のきわに沿って指で押していく。両手の親指を重ね、体重をかけてゆっくり息を吐きながら押す。
- 2
- この要領でひざ下まで3~4センチ間隔で、血液を心臓に押し戻すイメージで、必ずくるぶしからひざ下に向かって押す。強さは痛いけれど気持ち良いくらいが目安。これを2回繰り返す
中央のマッサージ
- 1
- アキレス腱からひざ下までを内側のマッサージと同じように2回もむ。
外側のマッサージ
- 1
- 横座りの体勢に変え、外くるぶしからひざ下までの骨のきわに沿って同じように2回揉む。
これら3つのマッサージを1日5分、両足行うと血行改善が期待できる。
マッサージを行う前と後で水を飲むとデトックス効果が期待できる。また笑顔で行うことで筋肉の緊張を緩めることができる。
ひざ裏マッサージでダイエット
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- 右ひざを立てて膝の裏にあるこりっとした部分を、指の腹でゆっくり転がすようにマッサージする。10回ほどやさしい力で行う。
こりっとした部分にはリンパ節があり、マッサージすることでリンパの流れが良くなる。その結果、代謝がよくなり足のむくみが取れダイエットにも期待大。
アキレス腱マッサージで冷え性改善
血液がすごくたまりやすいのが足裏。血流が悪くなると足先が冷えむくむ。
その冷えとむくみを改善するカギとなるのがアキレス腱のマッサージ
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- ひざ裏のときと同様に右ひざを立て、アキレス腱を手前に引くようにふくらはぎの下3分の1くらいまでを5回揉む。
時間のない方はふくらはぎを手のひらで優しくなでさするだけでも効果がある。1日1分程度でも効果がある。
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