2012年7月5日放送の日本テレビ・秘密のケンミンショーで、紹介されていた沖縄県民のヒミツのごちそう・モーイ豆腐のレシピ・作り方です。
モーイ豆腐とは茶色く羊羹のような海藻の豆腐のこと。県北部に住む沖縄県民は大豆ではなくモーイという海藻を煮固めたものをモーイ豆腐と読んで食べるのが大好きだそうです。
モーイの正式名称はイバラノリといい、春の一時期にしか取れないスローフードで、貴重な海藻。そのため収穫時期以外は乾燥タイプを使用する。
モーイ豆腐の作り方・レシピ
材料
- 乾燥させたモーイ
- かつおだし
- 醤油
- ツナ缶
作り方
(1)モーイを水道水でじゃぶじゃぶと洗い、石やゴミを拾う
(2)1時間から1時間半くらいかけて、5〜6回洗う
(3)鍋にかつおだしと醤油を入れて煮立たせ、ツナ缶をオイルごと加える
(4)洗ったモーイも鍋に入れ、とろみが付くまで約15分煮詰める
(5)バットに流しこみ、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める
磯とツナ、かつおだしの味が凝縮されておいしいとのこと。海藻のコリコリした食感が良いそうです。ミックスベジタブルやポークなどを入れても良い。泡盛に合うそうです。
沖縄県民はなぜモーイ豆腐を食べるのか?
名護市文化財保存調査委員会委員長の岸本林さんによると、モーイ豆腐は少なくとも200年前、流況王朝時代から食べられていたそうです。
原料のイバラノリは日本の各地にあると言われている。そのなかでも沖縄の北部・やんばるといわれる名護では多く取れる。収穫時期の春には誰でも手で取れる浅瀬にあることから、家庭料理として県北部で食べられ、特に正月やお盆等、沖縄の伝統行事には欠かせない一品だそうです。
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