2015年5月25日(月曜日)放送のフジテレビ・バイキング「ひるたつ」では、肩こり施術の達人・柔道整復師の酒井慎太郎さんがストレートネックによる肩こり改善法を紹介していました。
肩こりの原因はストレートネック
女性の体の悩みの第一位が肩こり。女性の約半数が肩こりを感じていると言われている。
肩こりの本来の原因はストレートネック。首に原因がある。
ストレートネックとは本来カーブしているはずの頸椎が右の写真のように前のほうに傾きまっすぐになってしまう状態のこと。
ストレートネックで4㎝頭が前に出るだけで+20キロの負担が首にかかる。
ストレートネックになると肩や首への負担が増え、それを支える筋肉が緊張し続け肩こりを発症。
つまりストレートネックを解消すれば肩こりが改善する。
自宅で簡単にできる3つの肩こり改善法
ストレートネックチェック法
壁にかかとを背中をつけてアゴを軽く引く。このとき注目するのが後頭部。
正常な場合は後頭部と背中がきちんと壁につく。
しかし後頭部が壁から離れてしまっていたらストレートネックの可能性大。
アゴ押し体操のやり方
- 1
- 背筋をしっかりと伸ばす。立っていても座っていてもOK。
- 2
- 体を動かさず頭だけを前方に伸ばす。
- 3
- アゴに指をあてて水平にスライドするように後ろに強く押す。首の後ろが伸びているな感じるくらい強く押すのがポイント。
この体操で本来の頸椎のカーブが取り戻せる。
テニスボールでストレッチ
- 1
- テニスボールを2つ用意してテーピングなどで固定する。
- 2
- 後頭部にある後頭骨(でっぱり)の下にあるくぼみを探す。
- 3
- 厚さ約2cm程の本とテニスボールを置き、仰向けに寝て後頭骨の下のくぼみにテニスボールを押し付ける。
- 4
- 後頭部を引っかけたまま少し体を下に落とし、圧力が斜め上にかかるようにするのがポイント。これを1日3分行うことでストレートネックが改善される。
ストレートネックになると後頭部の下の部分が狭くなって頭痛・めまい・耳鳴りが出てくる。テニスボールを押し当てることでこの部分を広げる。
寝るときに枕を使わない
高い枕で寝ると首に大きな負担がかかりストレートネックの原因に。
枕なしにすることで首への負担がなくなる。この時に問題なのが寝返り。枕なしだと寝返りの時に首に負担がかかる。
頭の両端に低い枕を置くと寝返りを打っても首に負担がかからない。できれば最初の3時間は仰向けで寝る。
辛いときはバスタオルを枕代わりに使い、1枚ずつ抜いていくと良い。
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ストレートネックの治し方|酒井慎太郎のテニスボールを使った改善法
肩こり界のゴッドハンド酒井慎太郎
著書「肩こり・首痛は99%完治する」が15万部の大ヒット。治療院では連日170人を超える患者が訪れ、これまでに80万人以上を施術してきた。
肩こりに10年以上悩まされたという患者さんはわずか10分の施術で長年の肩こりが解消。「すっごい楽になった。本当に痛くない。」と話していた。
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