2015年3月17日(火曜日)放送のテレビ朝日・林修の今でしょ!講座「春に食べたい体に良い魚介BEST6」では、元漁師で水産庁のエリート官僚・上田勝彦さんと、早稲田大学で栄養を研究する管理栄養士の高見澤菜穂子さんが栄養を逃さないカツオの調理法を紹介していました。
カツオの鉄分はレモンと一緒に食べると効率よく吸収できる
血液の元になる鉄分がたっぷり含まれるカツオ。鉄分は貧血・頭痛・肩こりなどに効果があると言われて、カツオはマグロの約2倍鉄分が含まれている。
鉄分の色は赤なので、赤いほうがより鉄分がたくさん入っている。血合いの部分には鉄分がギュッと詰まっている。
鉄分の弱点は栄養素の中でも特に身体に吸収されにくいということ。レモンと一緒に食べると効率よく鉄分を吸収できる。
カツオのつかんまぜレシピ
材料
- カツオ
- 大根
- 塩
- レモン
作り方
- 1
- カツオを手でちぎってボウルに入れる。ちぎると断面がギザギザなので味がしみやすい。
- 2
- カツオの同量くらいの大根の千切りを入れ、塩を入れて手で混ぜる。
- 3
- 大根がしなっとなってきたらレモンを多めに絞って混ぜれば出来上がり。
レモンのビタミンCは鉄分の吸収を高める期待できる。
鉄分は内臓の中で一度形を変えないと吸収されにくいという特徴があり、体に入った鉄分のたった1割しか吸収されないと言われている。
レモンに含まれるビタミンCと合体することで体に吸収されやすい形になる。レモンには食品のうまみをアップさせる栄養素もあるので一石二鳥。
このカツオのつかんまぜを食べた出演者の方々は「外側はしっかり酸味も塩味もあるが、噛むと中からカツオの旨味が出てきて美味しい。」などとコメントしていた。
林修さんの番組で紹介されてた鹿児島の郷土料理を作ってみました。
カツオを手でちぎって、大根の千切りに塩とレモン汁をかけるだけ。
美味いねぇ〜o(^▽^)o http://t.co/Q7WVJCCjIQ
— タイタイコ (@taitaiko) 2015, 3月 20
先週の土日、かつおと大根の千切りを合わせた「つかんまぜ」を作った。レモンが効いて生臭くなくて好評だった。そして、「ほたるいかとじゃがいもの炒め物」は今晩のおかずだった。旬のモノを食べていたいものだ。
— rakushika (@rakushika) 2015, 4月 6
塩カツオレシピ
材料
- カツオ
- 塩
- 生姜
作り方
- 1
- 流水で表面の汚れをさっと洗い落とし(3秒)、水分を拭き取る。
- 2
- 全体に塩をまぶし、表面に水分が出たら洗い流す。
- 3
- 千切りにして水にさらした生姜と一緒に食べる。
生臭さが苦手な人にもおすすめ。
赤身魚は白身魚よりも酸化しやすいという傾向がある。生姜には参加を防ぐ効果が期待できるジンゲロールという成分が入っている。ジンゲロールは熱に弱いので生で食べるのがオススメ。
塩カツオを食べた出演者の方々は「臭みはまったくない。しっかり塩味が付いている。」、「カツオの味が生姜に負けていない。」などとコメントしていた。
美味しいカツオの見分け方
カツオはプロでも割ってみないと分からない。カツオは一匹丸ごとより柵で買うのがおすすめ。
断面が濃い赤色の方がより新鮮で美味しい。
上田さんは以前出演した林修の今でしょ講座でも新鮮な魚の見分け方を解説していた。
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