2015年2月10日(火曜日)放送のテレビ朝日・林修の今でしょ!講座2時間スペシャルで「2月に食べたい!体にいい魚介ランキング」では、元漁師で水産庁のエリート官僚・上田勝彦さんが美味しい魚の見分け方などを紹介していました。
美味しい魚の見分け方
新鮮な魚の見分け方
- 身が張っている
- 小顔
- お尻のところから液体が出ていないか。
- 鱗が多くついたままの魚は新鮮で鮮度が長持ちする。漁の際に激しくぶつかり合った魚は鱗がとれ身が崩れやすい(新鮮ではない。)
美味しい切り身の条件
- 身にツヤがある
- ドリップ(液体)が出ていない。
美味しい貝の見分け方
- 水をはいている。
- 容器の水が濁っていない。
- 揺すると動くもの。
美味しいヤリイカの見分け方
- 斑点が鮮明。
- 眼の形がしっかりしている。
美味しいホッケの見分け方
- 骨周りが茶色くなってないこと。茶色くなっているのは血抜きがちゃんとできていない。これは干物全般に言える。
- 身が黄色がかっていないもの。油は酸化すると黄色みを帯びてくる。すると焼こうがるようが酸化臭がでる。
体にいい魚介ベスト6
栄養学のプロ50人が厳選した、高血圧・疲労・弱った胃腸などに良い魚介をランキング形式で発表。
第1位 脳の働きを助けるDHAが豊富な栄養の王様「さば」
サバは2月に旬をむかえる魚の中でDHAを多く含む。DHAは脳の神経細胞の栄養になって脳の機能を助ける作用がある。しかしこのDHA、油などで熱を加えるとすぐに溶け出てしまう。
最も合理的な料理が野菜炒め。
第2位 動脈硬化対策!血液を綺麗にするEPAが豊富な「アジ」
アジに含まれるEPAは血管をつまらせて心筋梗塞などの原因になる中性脂肪を減らしてくれる。しかしEPAは空気に触れるとどんどん壊れていってしまう。
EPAを空気に触れないようにするにはごまと合わせれば良い。
第3位 弱った胃腸を助けるビタミンの宝庫「ブリ」
脂がタップリとの多冬のブリは医中の動きを活発にし調子を整えるビタミンA・B12・D・Eなどの宝庫。しかしブリをしゃぶしゃぶにしてしまうのは大事な栄養がお湯の中に溶け出してしまう。
ビタミンを逃さない方法は焼きしゃぶにすること。
第4位 高血圧対策!カリウムを豊富に含んだ「サワラ」
サワラは冬が旬の魚。サワラに多く含まれている栄養素がカリウム。カリウムは血圧を上げる原因の塩分を細胞から取り除いてくれる掃除屋のような存在。
しかしカリウムは熱に弱いため栄養を逃さないためには生で食べるのがオススメ。
第5位 骨粗しょう症対策!タンパク質を豊富に含んだ「ほっけ」
骨粗しょう症対策に効果が期待できるのがタンパク質。ホッケに含まれるタンパク質の量は、高たんぱく質食材とされている卵の1.5倍。しかも野菜と合わせることでタンパク質の吸収が良くなるという。
第6位 貧血・疲労対策!血液のもととなる鉄分をたっぷり含んだ「あさり」
あさりの豊富な栄養素といえば鉄分。この鉄分が牛レバーと同じくらい含まれている。
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