ドライアイの対策と予防法 目薬の正しいさし方|林修の今でしょ講座

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2015年3月3日放送のテレビ朝日・林修の今でしょ!講座「名医がプライベートでやっている近視・老眼・ドライアイ予防&対処法SP」では、眼科の名医・クイーンズアイクリニック院長でみなとみらいアイクリニック主任執刀医の荒井宏幸先生がドライアイの予防法や対処法を紹介していました。

ドライアイとは?

現在日本には気づいていない人も含め約2200万人ものドライアイの患者がいると言われている。(出典:日本眼科学会)

ドライアイとは目を覆う涙が乾燥し傷や障害が生じる病気。目が乾く、ショボショボするなど不快な症状がある人は要注意。放っておくと失明にもつながる恐ろしい病気。

目は乾くと表面に細かい傷が出来るシステムになっている。

目のシステム

その傷のところにバイキンがついたりすると、傷から中に入ってくるので角膜炎などになり、最悪の場合は角膜移植をしないと見えなくなってしまうこともある。

中にはドライアイに気づかない隠れドライアイの人が多い。

簡単にわかるドライアイチェック法

10秒間、瞬き我慢できなければドライアイの可能性あり。

ドライアイの原因は涙の質

ドライアイにも「涙の量が少ない」人と、「涙の質が悪い」人の2種類ある。

目の下にはマイボーム腺というものがあり、涙腺からは水分が出てマイボーム腺からは脂が出ている。

マイボーム腺

涙は水と脂のミックスできていて、その良い割合は水8:脂2や、水7:脂3。

マイボーム線からの脂の分泌が少なかったりすると水ばっかりになってしまう。すると表面張力がないのですぐに涙がはじけてしまう。

見た目では分からないが診察すればすぐに分かる。

眼科医がやっているドライアイ対策

寝る前どんなに疲れていてもメイク落としをする

南青山アイクリニック院長の戸田先生は寝る前にどんなに疲れていても必ずアイメイクは落とすようにしている。

まぶたの縁のところにアイラインやアイシャドーが付いていると、目の淵のマイボーム腺を詰めてしまう。

マイボーム腺が分泌する脂は涙の蒸発を防ぐ作用をしているので、詰まっていまうとドライアイや目の違和感につながるため、アイメイクはきっちり落とす。

男性も目の周りの汚れや皮脂がマイボーム腺に詰まってしまうと脂が出にくくなることがある。

目薬をさしたあと瞬きをしない

涙は循環していて、目を閉じて開けた瞬間の陰圧で鼻に流れていってしまう。せっかくを薬を溜めたのに瞬きをすると薬が鼻の方に逃げていってしまう。

目薬の指し方

正しい目薬のさしかた

1
付いているばい菌を捨てるためにさす前に1~2滴捨てる。
2
顔の角度を45度にして指し、瞬きをせずに目頭をおさえる。目薬は1滴で効くようになっているので2滴以上はささない。

瞬きをきちんとする

瞬きをきちんとすることは一番簡単で重要なこと。

涙は目の下にたまっていて、瞬きによって目を濡らしている。目を閉じきらずに瞬きをすると水が溜まっているのに有効利用しないでまぶたが上がってい舞うので、開いているところに傷ができてしまう。

1回きちんと瞬きをすれば1回目薬をさしたくらい濡れるのに、きちんと瞬きをしないので乾くという人はいる。

たくさん瞬きをすることはドライアイに効果はあるのか?

番組では目が頻繁に乾くという男女2人で検証。2日間、常生活の中で意識して瞬きをしてもらった。

女性は2日前は目を開けて5秒くらいで涙が乾いてしまったが、今回は5秒開けても乾かなかった。

瞬きの効果

男性も涙が乾くのが遅くなっていた。

まばたきの効果

時々意識して瞬きするだけで目は1回濡れる。

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