2015年5月23日(土曜日)放送の日本テレビ・世界一受けたい授業「日本人が最も読んだ本は何?ベストセラー50ランキング」では、脳科学者の茂木健一郎さんが脳に良いスムージーのレシピを紹介していました。
脳の炎症を抑える「ルテオリン」
疲れていないのに疲労を感じたり、何もやる気が起きずにごろごろしていることはありませんか?
もしかしたら慢性疲労症候群と呼ばれる脳が炎症を起こす病気を発症しているかも。そんな脳の炎症を抑えてくれる物質が「ルテオリン」。
研究では脳を守る免疫細胞は年を取るとウイルスなどを駆逐する物質を過剰に放出。その物質が脳の炎症を起こしやすくなると言われている。脳が炎症を起こすと学習能力や記憶力といった脳の機能が低下する。
ルテオリンの強い抗炎症作用で脳の炎症を抑えることができるといわれている。
そんなルテオリンを多く含む食べ物が人参。人参にはルテオリンが高濃度で含まれている。他にもリンゴなどにも含まれている。
脳に良いスムージーレシピ
材料
- レモン果汁…少々
- はちみつ…大さじ1
- 水…大さじ5
- カットパイン…2枚
- にんじん…1本
- リンゴ…1/4個
作り方
- 1
にんじんとリンゴを皮ごとミキサーに入れ、カットパイン・はちみつ・水・レモン果汁を加えて混ぜれば出来上がり。
仕事に疲れた時や勉強の合間に飲むと効率アップが期待できる。
バナナでうつ病改善?
近年の研究の結果、心の病気とされてきたうつ病の改善に脳から出されるセロトニンが大きく関係していることが分かった。
そんなセロトニンを作るのに重要なのが身近にあるフルーツ「バナナ」。バナナにはアミノ酸の一種「トリプトファン」とビタミンB6が多く含まれ、この2つを同時に取ることで精神安定効果のあるセロトニンを効率よく作ることができる。
今日はなんだか気分がブルー。そんな時は1日に2本のバナナを食べると気分が晴れるそうです。
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