2013年1月9日放送のNHKゆうどきネットワーク「明日からできる!生活向上委員会 正月太り撃退!快腸術」では誰でもできる簡単便秘体操/ストレッチのやり方を紹介していました。
正月太りの原因は便秘の可能性も
お正月はついつい気を許して食べ過ぎてしまうこともしばしば。食生活の乱れが便秘の原因となった正月太りへとつながってしまう。
便秘になると腸を動かす基礎代謝が落ちる。そうすると肥満にもつながっていく。
番組では大学病院で便秘外来を開く、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんに、腸の動きを高める体操を教えてもらっていました。
この体操をすることで便秘で動かなくなった腸の動きを再び取り戻すことが出来るようになるのこと。
便秘解消体操のやり方
(1)まずは足を肩幅に開き、手首を半回転させ、手のひらを合わせる。
(2)ひじを伸ばしたまま頭の上へ上げる。
(3)上半身を前に倒す。そのあと、後ろにそります。ゆっくり息を吐きながら行う。
(4)次は横の運動です。脇腹を意識しながら左右同じ要領でゆっくりと曲げていく。
(5)最後は回転運動です。右回り・左回りを1回ずつ背骨を意識しながら大きく回す。
(6)これを1セットとして1日1回、1週間ほど続ける。そうすることで腸を刺激して、乱れた腸の環境を整えてくれる効果が期待できる。
この手の合わせ方が腸を動かすポイントになる。このようにすることで脇腹がより伸びるようになり、一緒に腸もひっぱり上げられるため、腸に刺激を与えられる。まず身体を前に倒すことで腸を縮める。その後に後ろに反らすことで腸を伸ばす。
番組ではこの体操を準備体操に取り入れている千葉県印西市にある中学校を取材。この体操を取り入れてから便秘など腸に悩みを抱えている生徒はいなくなったそうです。今では親御さんも一緒に行うようになったそうです。
親御さんは便秘が解消し体重も減ったといいます。
なぜ体操することで便秘が解消するのか?
体操することでリラックスし、自律神経を安定させる効果がある。もう一つ体操で重要なのが腸。腸に刺激が入ったりひねったりすると腸の働きが良くなる。
便秘の状態で中に便が詰まっていると腸を動かそうにも動かせない状態になっている。しかし体操で外側から腸を伸び縮みさせると詰まっていた便を動かすことができる。そうなると腸も本来の働きを取り戻すため便秘が解消される。
簡単腸もみ法
(1)腹筋の力が抜けるように仰向けになる。
(2)まずは下行結腸のマッサージ。へそと脇腹に両手の4本の指をとんとんと交互に叩く。これを1分間上下に移動させながら続ける。
(3)続いてS字結腸。お腹の真ん中から下腹部をあたりを同じようにとんとんと叩く。
大腸の中で特に便が詰まりやすいのは下行結腸とS状結腸。そこをゆらすことで便が通りやすくなる。
寝る前や起きる前にやるのがおすすめ。またお風呂の中は腹筋に力が入っていないので腸が揺れやすくておすすめ。
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