寒さが厳しくなるにつれ、全国各地で猛威を振るうインフルエンザ。今月14日からの1習慣だけでも、全国で医療機関を受診した患者は約140万人にのぼる。
2013年1月28日放送のNHKゆうどきネットワークではインフルエンザの最新予防法としてイオン飲料のインフルエンザ予防効果について、東京女子医科大学教授の玉置淳さんが解説していました。
イオン飲料の摂取で脱水を防ぐ
冬になると暖房を入れることが多くなり部屋の湿度が低くなる。湿度が低くなるとウイルスが生育しやすい環境になるので、インフルエンザにもかかりやすい。
イオン飲料を飲むことによって脱水の予防になり、脱水が予防出来ればインフルエンザにかかりにくくなる。
湿度が低いと線毛の働きが弱くなる
鼻から気管支にかけてのせん毛という細かい毛が生えている。
この毛が動くことによって外から入ってきたウイルスや細菌などの大気汚染物質を、中枢の方に運び出して感染にかかりにくくする、いわゆる防御機能を線毛が担っている。この線毛がきちんと動くためには湿度が必要。
実験では線毛の運動周波数は湿度が100%から60%になると弱くなる事がわかった。
弱くなると外から入ってきたウイルスが体内に残りやすくなる。それでインフルエンザにかかってしまうことがある。
イオン飲料は体の中にとどまっている時間が長い
普通の水でもよいが、普通の水の場合は体の中に入って外に出て行くのに2時間。
イオン飲料は浸透圧があるため体の中にとどまっている時間が水に比べて3〜4倍長いと言われている。※イオン飲料は人間の体液に近い成分が含まれているため保湿力が強い。
イオン飲料を選ぶ目安はナトリウム濃度
イオン飲料はナトリウムの濃度を基準に選ぶ。目安は100mlあたりナトリウムが30mg以上。
ペットボトルの表示の裏に書いてある。
1日に飲む目安は500ml
冬で湿度が低い時であれば健康な人で1日500ml。塩分を含んでいるので、心臓病・腎臓病・高血圧の人は飲み過ぎに注意する。
簡単に作れる経口補水液の作り方
水(500ml)に砂糖(20g)と塩(1.5g)を混ぜるだけ。
経口補水液はイオン飲料に近い。
その他のインフルエンザ対策
マスク・手洗い・うがい・人混みを避ける・バランスの良い食事・適度な運動
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