2014年11月5日(水曜日)放送のNHKあさイチ「知らなきゃ損する!?変わる“本の世界”」では、多い時には年間100冊本を読むという爆笑問題の太田光さんが、いい女になれる本として、アイザック・ディネーセンの「アフリカの日々」、夫婦げんかに悩む方におすすめの本として、島尾敏雄の「死の棘」を紹介していました。
アイザック・ディネーセン 「アフリカの日々」
貴族に生まれた女流作家ががアフリカでコーヒー園を経営。苦難を乗り越えながらたくましく生きる姿かっこいいといいます。
太田さんは「頭もいいし、有機もあるし、覚悟もある。すっと背筋を伸ばして立っている姿が思い浮かぶ感じで、女性としてかっこいいというのはこういう人なんじゃないかな」と話していました。
アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8) イサク・ディネセン,エイモス・チュツオーラ,横山 貞子,土屋 哲 河出書房新社 |
「死の棘」島尾敏雄
死の棘 (新潮文庫) 島尾 敏雄 新潮社 |
島尾敏雄の自伝小説。夫の浮気を知り、死ぬという妻とそれを止める夫。その激しい言い争いが止めどなく続く物語。
太田さんは「よくうちだけがこんなって思うじゃないですか。でもこういう夫婦もいたと思うとちょっと気が楽になる。多かれ少なかれどこの夫婦でも、修羅場というものはある。」
コメント