2012年12月5日放送のNHKあさイチ!「これが未来形?お墓新時代」では納骨できる供養家具とインターネットでお墓参りができるお寺功徳院が紹介されていました。
インターネットでお墓参りができる
実家のお墓が遠い。管理維持が大変など悩みを抱えている方が多い。今そんな悩みを解決する新しいお墓が出てきている。番組では東京豊島区功徳院(ホームページ:http://www.haka.co.jp/HP/Haka/index.html) を取材。
ここでは複数の人が共同で利用する合葬墓を設けている。利用者にはお寺からお参りのカードが渡される。お墓の横にあるのはモニター画面。カードを差込口に入れると画面に遺影が現れる。共同で埋葬しそうしても個人を一人ずつ偲ぶことができる。
この仕組はさらに便利に使うことができる。番組では板橋区にお住まいの熊田さんを取材。熊田さんの母親のセツ子さんは3年前に亡くなった。熊田さんはお参りのカードを使って自宅で墓参りをしている。天気の悪い日もお参りができるので便利なんだそうです。
パソコンでカードに書いてある数字を入力して現れたのは、インターネットを使ってお墓参りができるというお墓公認の画面。合葬墓に遺骨を収めた人が登録すIDとパスワードが発行される。利用者はいつでもどこでも画面を呼び出して手を合わせることができる。お参りする画面には思い出の写真を何枚でも登録できる。
熊田さんと同じマンションに住む父親の要さんは自宅での墓参りが日課になっている。毎朝パソコンを起動し、わざわざ画面を呼び出すことが、亡き妻を思い出すきっかけになっているといいます。従来のようにある写真を見るよりも、パッと画面から出すところに魅力があるそうです。妻の命日には岐阜に住む親戚に呼びかけて親族揃ってネットで墓参りしようと考えているそうです。年をとってくると動けなくなる
住職の松島さんは、大変な思いをしてお墓に来ずともうちに居ながらにして、写真等を通じて個人に気持ちを傾ける。この気持ちさえしっかりしていれば仕組みが新しくなっても、全く問題無いと考えている」とコメントしていました。
納骨できる供養家具
遺骨を納めることができる家具、納骨祭壇を紹介。一見仏壇に見えるが裏には分骨せずに遺骨を納めることができる。
値段は20万円台から。2年前に売りだしたところ全国から問い合わせがくるようになっとそうです。(トータルリビング ユウキ:ホームページhttp://gokuyoukagu.jp/gokuyoukagu.html)
この家具を使っている横浜県の大塚さんを取材。大塚さんがこの家具で供養しているのが今年1月に亡くなった母親の妙子さん。費用も手間もかかる従来型の墓を買う気にはなれなかった。そんなときこの家具のことを知り自宅に置くことを決めた。これを誰よりも歓迎したのが祖母と一緒に暮らしたことのない大塚さんの娘たち。それ以来何かと母親の話になるそうです。
大塚さんは墓に見立てた家具を置いたことで家族の絆がより強くなったと感じている。
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