2015年3月28日(土曜日)放送の日本テレビ・世界一受けたい授業「日本の超頭脳が集結!東大の人気先生大集合SP」では、アミノ酸研究の第一人者で東京大学大学院前教授のドクターアミノこと大谷勝先生がアミノ酸ダイエットと東大式ウォーキングのやり方を紹介していました。
アミノ酸ダイエットのやり方
今、東大で開発されたあるダイエット法が注目されている。それは3食しっかり食べても大丈夫な「東大式アミノ酸ダイエット」。
そもそもアミノ酸とは肌・血液・筋肉などを作る重要な血液成分。そんなアミノ酸には脂肪を燃焼させる効果があるということがわかってきた。
飲むだけでダイエット効果があるアミノ酸
5年前まではアミノ酸は飲むだけではダイエット効果がないとされていた。しかし長年の研究により飲むだけで効果があることが判明。アミノ酸は20種類あるが、そのうちの5種類にダイエット効果があることがわかった。
痩せるだけでなくリバウンドしにくい体になる
またアミノ酸は痩せるのに効果的なだけでなくリバウンドしにくい体にもなる。
ダイエットといえば食事を減らす人が多いが、食事を減らすと筋肉を作るタンパク質が不足してしまい、脂肪よりも筋肉が格段に落ちてしまう。すると基礎代謝が低下し脂肪を燃焼しづらくなりリバウンドしやすい体になってしまう。
しかし筋肉のもととなるアミノ酸を取りながらダイエットをすれば3食食べても筋肉をキープしながら脂肪を落とすことが出来る。重要なのは筋肉を落とさずにダイエットをすること。
実際の実験データ
他の人が行った実験と大谷さんが過去に行った実験データを比較。
1ヶ月間アミノ酸を取らずにダイエットをした10名は平均で1.3kgほど痩せた。しかし筋肉と脂肪の割合を見ると痩せた1.3kgのうちの66%が筋肉だった。
しかし別のグループでアミノ酸を取りながらダイエットしたところ、わずか25%しか筋肉が落ちなかった。
アミノ酸の取り方
一番簡単にアミノ酸を取るにはドラッグストア等にあるアミノ酸のサプリメントを取ること。
毎日サプリメントを取るのは出費もかさむので、基本的に食事からアミノ酸を取ることが大切。
私達が普段食べているものにもアミノ酸は多く含まれている。アミノ酸が多い食材は主に、肉・魚・豆類・卵など。
アミノ酸をたっぷり摂れるメニューとした大谷さんが考えたのが、油を全く使わない麻婆タラ豆腐半熟卵のせ。
タラには体脂肪が増えるのを防ぐアミノ酸の一種「グルタチオン」がたっぷり含まれている。豆腐は脂肪と糖質が少ないのでダイエットにオススメ。さらに卵は20種類のアモイのさんが全て含まれている。しかも半熟で食べるとアミノ酸が最も体に吸収されやすい。
食事は3食抜かずに食べる
食事は3食抜かずに食べることが大切。アミノ酸ダイエットが優れている点。それは3食しっかり食べてもダイエット効果が期待できること。
アミノ酸ダイエットの効果は?
アミノ酸ダイエットと東大式ウォーキングでどれくらいのダイエット効果があるのかを実験。
男性2名、女性5名の少し肥満気味の方がアミノ酸(大谷さんが調整したアミノ酸サプリメント)の摂取と東大式ウォーキングを10日間実践。朝食を食べない女性が全員だったが3食しっかりと食べてもらった。
すると7人平均で0.7kg体重が減少し、最も痩せた方は2.2kg体重が減った。体脂肪は平均で1.4%減少、ウエストは平均で4.8cm減少。最大で9.5cm減少した。
平均の体重の減少が少ないのは体重が1.4kg増えた男性がいたため。その人は筋肉量が3.2kgも増え、体脂肪は3.2kg減っていた。
筋肉量が増えたため一時的に体重は増えているが基礎代謝は上がっている。このまま続ければ体重を減らすことが出来るという。
ダイエット効果をアップさせる東大式ウォーキングのやり方
アミノ酸ダイエットに東大式ウォーキングを組み合わせることでダイエット効果が大幅にアップする。
- 1
- 骨盤を上下に大きく動かし、さらに前後にひねりながら歩く。
- 2
- この東大式ウォーキングを1日20分を2回。アミノ酸はスプーン1杯程度を1日3回取るのが基本。
腰全体を支える大腰筋を鍛えながら歩くことが出来る。大腰筋は体幹の筋肉の一つで、この筋肉を鍛えると腰とお腹のバランスが整えられ、お腹が凹み姿勢が良くなる。さらに女性に多い下半身太りを解消でき、高齢になっても腰が真っ直ぐな状態をキープできる。
この歩き方をしっかりすると効率よく基礎代謝を上げることが出来る。高齢者の方もしっかりできるのでおすすめ。
※腰や膝に痛みを感じる場合は無理に行わない。
この歩き方をしてアミノ酸を取ってしっかり食事をすると筋肉が減少することなく体脂肪だけ落ちる。ウエストに特に効いてくる。
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