駆け込みドクター 肌ケアの方法&手あれ予防パックのやり方【1月25日】

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2015年1月25日(日曜日)放送のTBS・駆け込みドクター!「冬の肌トラブルを解消SP」では、アンチエンジングの専門医皮膚科抗加齢医学専門医の日比野佐和子先生が老化しないための冬にやるべきスキンケアの方法などを紹介していました。

肌ケアの基本

肌ケアに使われるのは基本的にクレンジング・洗顔料・化粧水・美容液・乳液・クリームの6種類。

まずはクレンジングでメイクを落とし、洗顔で皮脂の汚れなどを取る。洗顔後は化粧水の保湿成分で肌に潤いを与える。

次に美容液。皮膚に栄養を与えるのが目的で、ビタミン・ヒアルロン酸など目的に応じて種類がある。

さらに乳液。皮膚にうるおいを与えるとともに水分の蒸発を防ぐ。

最後にクリーム。化粧水・美容液・乳液などで補給した成分を油膜で閉じ込める。

こうした肌ケアで皮膚は老化に対抗している。

皮膚の老化とは?

シミやシワの大きな原因は加齢。

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3つの層に分かれている。

外部の刺激から体を守り、体内の水分蒸発を防ぐ表皮。コラーゲンという繊維上のタンパク質が張り巡らされ、肌に弾力を与える真皮。主に皮下脂肪でできており、エネルギーの貯蓄、体温の維持をする皮下組織。

肌が老化すると細胞の新陳代謝が低下しコラーゲンなどが減少するためシワやたるみを生み出しシミができやすくなる。

老化を早める一番の原因は紫外線

夏の紫外線による影響は日焼けやシミだけではない。紫外線が皮膚に吸収されると肌の弾力を保つコラーゲンが破壊されシワやたるみができやすくなる。

この紫外線、肌の老化の原因の実に8割を占めるという。

乾燥すると紫外線のダメージを受けやすい

さらにこの冬の時期特に気をつけたいのが乾燥。

皮膚は天然の潤い成分を持つ角質層で覆われている。この角質層は細菌や微生物の侵入を防ぐ共に、体内の水分を外に逃さないバリア機能を持っている。しかし、乾燥すると潤い成分がなくなり角質層が破壊されてしまう。結果、紫外線のダメージを受けやすくなる。

乾燥しやすい冬、放っておくと皮膚の老化がどんどん進んでしまう怖い季節。

肌ケアのポイント

肌の潤いを逃さないを洗顔五か条

  • 水の適温は体温に近い36〜38度
  • 洗顔料はしっかりと泡立ててから使う。
  • すすぎは最低20回。
  • 拭くときはガーゼのタオルなどでおさえるように拭く。
  • 洗顔後は15分以内に保湿する

朝も洗顔料で顔を洗う

夜寝ている間にも皮脂は分泌される。この皮脂汚れをしっかり落とさないと毛穴に詰まり広がりの原因になる。

皮脂は洗顔料でないと落とせない。

肌が一番乾燥するのは午後3時頃。朝シートパックをすると角質に水分がいくので顔色が良くなる。

また化粧のノリも良くなり化粧崩れもなくなるので朝シートパックをするといい。

順番を間違えると乾燥肌に?

基本的にオイルを先に塗ると化粧水や美容液が浸透しにくくなる。肌ケアの基本は油分の少ないものから使っていくこと。順番を間違えるとせっかくのケアも無駄になってしまう。

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※製品によって順序が違うものがある。

化粧水やりすぎは逆効果

化粧水をつけすぎると肌の潤い成分が失われる可能性がある。化粧水は多くても2回くらい。

紫外線対策は子供の時から必要

子どもたちにも歯磨きと同じように日焼け止めを塗るという教育が必要。

日焼けが健康的だというイメージを変えなければいけない。日焼けによって白内障の発症率を高めたり、欧米では皮膚がんのリスクを高めると言われているので、紫外線対策をしながら日光の中で遊ぶというのが大事。

18歳までに浴びる紫外線量は障害に浴びる量の大半を占める。

目のくまの原因と対策

くまの種類にはいろいろあるが、番組では血液の流れが悪いことによって起こるくまの解消体操を紹介。

表情筋を動かして血流を改善し、目元のくまを解消する。

クマ解消体操のやり方① 眼輪筋の運動

目をギュッと閉じて、開くを3秒間隔で繰り返し5セット、朝夜2回行う。

クマ解消体操のやり方② 眼輪筋の運動

おでこを両手の指で抑えながら、おでこの筋肉を使わずに目を見開く。3秒ずつ5セット、朝夜2回行う。

おでこの筋肉を使って眼を開くのではなく、眼の力だけで目一杯開くようにする。

老化を早める酸化・糖化

酸化とは皮膚が金属のように錆びてしまうこと。体に取り入られた酸素は一部(1〜5%)が活性酸素に変化する。

活性酸素は健康な細胞を攻撃して劣化させてしまう。これが酸化。

過剰に発生するとシワやシミだけでなく、がんなどを引き起こす可能性もある。

主な原因は紫外線・パソコンやスマホなどの電磁波・酒・タバコ・ストレスなど日常生活に潜んでいる。

一方糖化とは、等とタンパク質が結合し変性したタンパク質AGEsができる反応のこと。こんがり焼いたパンも糖化。つまり焦げた状態。

糖を摂取し過ぎるとタンパク質と結合し、AGEという物質ができる。これが細胞にダメージを与え、くすみや弾力低下などを引き起こすと言われている。

糖化の主な原因は等の過剰摂取。炭水化物や果物の食べ過ぎは要注意

さらにこんがり焼いたものや高温で調理したものはそれ自体が透過していてAGEが多く含まれているので要注意。

近年では老化の原因に糖化が大きく関わっていると言われ、その予防に注目が集まっている。

糖化を防ぐには?

糖化は肌だけではなく動脈硬化やアルツハイマー病などの危険性が高まると言われている。

AGEsは血糖値の急上昇でできやすいと言われている。糖化を促進する血糖値の急上昇を防ぐには、炭水化物や糖のとりすぎに注意し、食事の順番も野菜から先に食べることで血糖値の上昇が緩やかになると言われている。

さらに大切なのは運動。糖は筋肉で消費されるため運動することで血糖値の上昇が抑えられる。

手あれを防ぐプロの対策

手のパーツモデルとして100本以上のCMに出演している金子エミさんが手あれ対策を紹介。

こまめに保湿&保水する

化粧水と同じように手にも化粧水をかけ、第二関節を曲げながら化粧水を塗る。続いてハンドクリームを手のひらに出し、温めて浸透力を高めてから1本1本指を曲げて塗る。これを1日10セット以上行う。

化粧水は精製水かミネラルウォーターで1:1で割って使う。化粧水の現役をこまめにつけると重たいそうです。

手あれ予防パックのやり方

手にかぶせたティッシュに化粧水(水割り)をふきかけ、ビニール袋をかぶせ、そのまま3分間蒸らす。パックを外しハンドクリームを塗れば終了。

洗い物をしながら保湿パック

洗い物の前に化粧水をふきかけ、オリーブオイルを直接手に塗り、ポリエチレン手袋とゴム手袋をして洗い物をする。

42〜43度の温度で洗い物をすると、ゴム手袋の中がスチームサウナ状態になるので保湿成分が浸透する。

オリーブオイルには皮脂に近い成分が含まれているため、化粧水が浸透しやすい。

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